野口真

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野口 真野口 眞[1][2][3]、のぐち まこと、1948年7月9日[4] - 2003年4月2日[5])は、経済学者。専修大学経済学部教授。専門は経済理論・現代資本主義論[6]

経歴・人物[編集]

東京都出身。1971年東京大学経済学部卒業。1978年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。1980年秋田大学経済学部専任講師、のち助教授。1990年文教大学助教授、のち教授[4]。1991年「現代資本主義と有効需要の理論 : 投資・利潤・賃金の動態」で経済学博士(東京大学)[7]。1998年専修大学経済学部教授[8]

宇野学派に属し、留学して英米の政治経済学を吸収した[3]

著書[編集]

  • 『現代資本主義と有効需要の理論――投資・利潤・賃金の動態』(社会評論社[マルクス経済学叢書]、1990年)
  • 『マルクスの逆襲――政治経済学の復活』(伊藤誠横川信治共編著、日本評論社、1996年)
  • 『進化する資本主義』(横川信治、伊藤誠共編著、日本評論社、1999年)
  • 『反グローバリズムの開発経済学』(平川均、佐野誠共編著、日本評論社、2003年)
  • Beyond market-driven development : drawing on the experience of Asia and Latin America, in collaboration with Costas Lapavitsas, Routledge, 2005.

訳書[編集]

  • ボブ・ローソン『構造変化と資本主義経済の調整』(横川信治、植村博恭共訳、学文社、1994年)

『専修大学社会科学研究所 月報』No.489(2004年3月)[編集]

出典[編集]

  1. KAKEN
  2. 模索する社会の諸相 CiNii図書
  3. a b 八木紀一郎日本アカデミズムのなかのマルクス経済学」『現代の理論』第16号
  4. a b 日外アソシエーツ編『新訂 現代日本人名録98 第3巻』日外アソシエーツ、1998年
  5. 『経済学史学会ニュース』第22号PDF2003年8月
  6. 野口 真 専修大学出版局
  7. CiNii博士論文
  8. 反グローバリズムの開発経済学 紀伊國屋書店