避暑地
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避暑地(ひしょち)とは、夏の暑さを避けるために人々が多く訪れる場所である。
避暑地に求められること[編集]
夏の気温が低いことは当然ながら、それなりの観光資源もあることが求められる。それは、自然だったり建物だったりする。また昨今は非常時に備え携帯電話で通話・通信できる環境が求められる。
一方、ソロキャップ愛好者など、喧騒から全く逃れたい人は最低限のものがあれば十分で、そうしたものに心得のある人が少なくない。
避暑地があるのは?[編集]
標高が高い場所に多い。これは、夏暑い大都市から比較的短時間で行けるのと、猛暑期の日本の財政・財務が、上期末の区切りに近かったり、学業においては学年の途中の真夏を、欧州のバカンスのように長期間の避暑に振り向けることができないのと、加齢で移動が億劫になる有閑なシニア世代が長期の避暑休暇に振り向かないためである。
例えば、東京都からだと、北海道根室市や留萌市などは確かに涼しいが、空港から遠いため時間がかかる。その点、例えば山梨県や長野県の高原なら、緯度はそう変わらないが、標高が高いため、涼しくなる。また、南西諸島などの島嶼も海流で気温が下がるため海水浴を兼ねた避暑地とされることがある。
また、その国がある半球が夏のとき、反対の半球は冬なので、そこの温帯地域も避暑地になりうる。
その他[編集]
- 南米の低緯度のアンデスの高地に海抜2000〜3000m級の都市が点在するするのも、「避暑」の一環といえるが、大気圧も下がるため、高山病対策などの相応の対処も必要となる。
- 日本国内では、冬季の寒波や降雪を避け、収入を得るために、避寒を兼ねた出稼ぎが古くから実施された。