諸葛均

諸葛 均（しょかつ きん、生没年不詳）は、中国の後漢末期から三国時代にかけての蜀の武将・政治家。父は諸葛珪。叔父に諸葛玄。兄に諸葛瑾・諸葛亮。

生涯

幼い頃に父と死に別れ、長兄の諸葛瑾とは生き別れ、叔父に養われた。その後は次兄の諸葛亮と荊州で過ごしながら農耕生活を送っていたが、諸葛亮が劉備に仕えると諸葛均も劉備に仕えて長水校尉となった。

『三国志演義』では劉備の三顧の礼の場面で登場し、2回目の劉備の訪問の際に諸葛亮と間違われた。諸葛亮が劉備に仕えると史実とは違い、留守を預かり物語から姿を消す。

参考文献

• 小出文彦 『三国志武将事典』（株式会社新紀元社。2014年12月）