菊池康郎

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
Wikipedia-logo.pngウィキペディアの生真面目ユーザーたちが菊池康郎の項目をおカタく解説しています。

菊池 康郎(きくち やすろう、1929年昭和4年〉8月20日 - 2021年令和3年〉11月3日)は、囲碁のアマチュア強豪。東京都出身。専修大学卒業。

経歴[編集]

東京府出身。既婚者。

緑星囲碁学園を主宰し、山下敬吾など多くの後進を育て上げ、トップアマとして長年活躍。世界アマ選手権などを制した。緑星囲碁学園代表、全日本囲碁協会理事長などを歴任した。

令和3年(2021年)11月3日午前8時34分、老衰のため、自宅で死去した。92歳没。

主な棋歴[編集]

大会

  • 世界アマチュア囲碁選手権戦 優勝 1992年、2位 1986年、3位 1985、2002年
  • 世界アマチュア選手権戦日本代表決定戦 優勝 1984、85、91、2001、04年
  • 全日本アマチュア本因坊戦 優勝 1957-59、62、65-66、69、72-73、77、82-84
  • 朝日アマ囲碁十傑戦 優勝 1968、77、80-81、87、91、97-98、2000年

雑誌企画

  • 『圍碁』誌 高段者二子局シリーズ(1952/4-53/2月号) 10-1(○宮下秀洋、○瀬越憲作、○雁金準一、○坂田栄男、○木谷實、○鈴木為次郎、○高川秀格、○橋本宇太郎、○岩本薫、×藤沢朋斎、○藤沢秀行
  • 『囲碁春秋』誌 対プロ三番碁(1954/8-55/8月号) (先相先)2-1 影山利郎、(先相先)2-0 石毛嘉久、(先相先)0-2 大平修三、(先相先)2-0 横山孝一、(先相先)2-0 星野紀、(定先)2-0 加納嘉徳、(互先)1-2 杉内寿子
  • 『娯楽よみうり』誌 菊池対アマ強豪勝ち抜き戦(1956-57年)27-1
  • 『囲碁春秋』誌 菊池対オールアマ総当たり戦(1959年)9-1
  • 『圍碁』誌 プロアマ対抗戦(1964年)(互先)1-1(○小杉清、○川本昇)
  • 『囲碁春秋』誌 大平・菊池三番碁(1964年)(先二) 1-2 大平修三
  • 『圍碁』誌 東西花形プロアマ戦(1965年)(先)1-1(×梶原武雄、○関山利夫)
  • 『囲碁春秋』誌 藤沢vsアマ四強(1967年)(先5目コミもらい) × 藤沢秀行

著作[編集]

  • 『アマ四強はこうして強くなった』誠文堂新光社 1967年
  • 『菊池康郎打碁集』誠文堂新光社 1979年
  • 『囲碁に強くなる本 上達への秘密作戦』金園社 1980年
  • 『囲碁の初歩の初歩 これで碁が打てる 』金園社 1980年
  • 『緑星学園—囲碁を通じて人間育成 夢とおどろき』フローラル出版 2002年

外部リンク[編集]