纏向遺跡

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纏向遺跡(まきむくいせき)とは、現在の奈良県桜井市三輪山西部に広がる弥生時代末期から古墳時代前半にかけての巨大集落跡であり、邪馬台国の有力候補地のひとつである。平成30年(2018年)までの調査で邪馬台国の女王卑弥呼の王宮かと話題になった3世紀前半では日本国内最大の大型建物跡や幅およそ5メートルの大運河、関東から九州の各地で作られた土器などが見つかっている。周辺には卑弥呼の墓とする説もある箸墓古墳など最古級の古墳が集中し、前方後円墳発祥の地と考えられている。南北はおよそ1.5キロ、東西はおよそ2キロに及ぶ遺跡のまだおよそ2パーセントしか平成30年の時点では調査されておらず、全容は詳しくわかっていない。

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