福島正則屋敷跡
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福島正則屋敷跡(ふくしままさのりやしきあと)とは、長野県上高井郡高山村高井に存在する長野県の史跡である。
概要[編集]
元和5年(1619年)に安芸広島藩主の福島正則が改易された。正則は豊臣秀吉の従弟であり、豊臣氏恩顧の外様大名として江戸幕府から危険視されていた。ただし、関ヶ原の戦いにおける功績など江戸幕府創設に貢献したのも事実であり、また当時生き残っていた戦国武将としては影響力が大きいこともあり、幕府は信濃川中島に新たに4万5000石を与えて大名として存続させた。正則は高井野藩主として当地に居館を築いたが、東西およそ103メートル、南北72メートル、面積7600平方メートル余におよび、往時には四方に高い土塁を築いて外堀をめぐらすなど、軍事向きの居館を築いたようである。
現在は東北隅に高さおよそ2メートル、長さ数メートルの土塁が残されているのみである。
アクセス[編集]
- 須坂長野東ICから車で15分。
- 長野電鉄長野線須坂駅からバスで10分、下車徒歩1分。