碇ヶ関温泉
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碇ヶ関温泉(いかりがせきおんせん)とは、青森県平川市碇ケ関鯨森8-1に存在する温泉である。
概要[編集]
鎌倉時代に発見された温泉で、本格的に温泉として整備されたのは江戸時代である。弘前藩の第4代藩主・津軽信政は貞享4年(1684年)に御仮屋を建立し、それを機に何度も湯治に訪れている。その他にこの温泉を訪れた著名人として、伊能忠敬・古川古松軒・吉田松陰などがいる。
明治時代の日露戦争時には帝国陸軍の療養所が開設され、第2次世界大戦中も同様に傷病した軍人の保養地として当てられている。
戦後の昭和39年(1964年)、簡易保険郵便年金福祉事業団の保養センターが建設される。昭和42年(1967年)、温泉プール、遊園地、葛西善蔵文学碑などを中心にして三笠山公園が造成され、さらにスキー場も整備されるなど観光開発が進められた。昭和43年(1968年)には黎明郷リハビリテーション病院も建設されている。
泉質・効能[編集]
泉質[編集]
- 単純温泉
効能[編集]
- 運動麻痺
- 病後回復