相馬村 (青森県)
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相馬村(そうまむら)は、かつて青森県中津軽郡におかれていた村。平成18年(2006年)2月27日、弘前市および岩木町と新設合併して新たな弘前市となり廃止となった。
概要[編集]
弘前市の南部の西に隣接していた村で、西が西目屋村、南が標高853メートルの堂九郎坊森、標高977メートルの長慶森などの山を境にして秋田県と接していた。地理的にはこれらの山間部が北に向かって傾斜し、山間部を縫って小さな川が流れ、やがて相馬川となって岩木川に合流している。村域の大部分は山地であり、流域の狭い谷間に集落が点在している。
主要産業は農業で、傾斜地では林檎の栽培が行なわれている。作沢川上流に舟打鉱山がかつてあった関係から鉛、亜鉛などの生産が多かったが、この鉱山は昭和37年(1962年)10月に閉山となった。
平成18年(2006年)2月27日、弘前市および岩木町と新設合併して新たな弘前市となったことにより、相馬村は廃止となった。
人口の変遷[編集]
平成8年(1996年)3月31日の住民基本台帳によると、当時の人口は3850人。廃止する頃の平成18年(2006年)2月1日の人口は3318人である。