留学生 (プロレス)

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留学生(りゅうがくせい)とは、外国人選手が主に日本の団体に長期間滞在してプロレスを学ぶ制度の事である。

概要[編集]

プロレス自体が未発達だったり、マーケット自体がさびれていたり、または本人の希望により主に日本の団体に参戦して技術を得る。

古くは日本プロレスのドナルド・タケシから始まり、現在に至るまで続いている。なお、日本人選手が国外の団体に参戦することは、「海外武者修行」と呼び、留学という言葉は使わない。

参加外人選手の一種になるのだが、シリーズの参加外人選手扱いされる事は少なく(例外あり[1])、控室も日本人側を使うことが多い。

タイトル戦に絡むことはほとんどなく。各種リーグ戦やトーナメントなども無縁である。

主な留学生選手[編集]

  • ドナルド・タケシ(日本プロレス):シンガポール出身。
  • 南海山 (国際プロレス):韓国人。大相撲経験者。
  • 金光植 (国際プロレス):韓国人。大木金太郎の実弟。
  • ジェリー・モロー (国際プロレス):フランス人。稲妻二郎のリングネームで人気者だった。
  • 金秀洪 (新日本プロレス):韓国人。テクニシャン。
  • 力抜山 (国際・新日本プロレス):韓国人。大型の選手。後のストロングマシン2号。梁承揮ともいう。
  • クリス・ベノワ(新日本プロレス):アメリカ人。後のペガサスキッド。ワイルドペガサス。
  • リチャード・スリンガー (全日本プロレス):アメリカ人。テリー・ゴーディの甥。

参考文献[編集]

  • 『THE WRESTLER BEST 1000』、1996年4月24日

脚注[編集]

  1. [参加外国人覆面レスラーの中身だったりすることがある]