深堀好敏

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深堀 好敏(ふかほり よしとし、昭和3年(1928年)/昭和4年(1929年)? - 令和5年(2023年5月21日)は、長崎原爆被爆者で、長崎平和推進協会の写真資料調査部会部会長。

生涯[編集]

長崎県長崎市出身。16歳である昭和20年(1945年8月9日、長崎の爆心地から3.6キロの動員先で被爆した。戦後病院の事務職員として勤めながら、自らの被爆経験を修学旅行生など多くの人たちに語った。昭和54年(1979年)、有志らで被爆直後の長崎市の様子を捉えた写真の収集を開始し、4000枚以上を調査して長崎市が平成25年(2013年)に始めた米国立公文書館における資料収集にも同行した。平成29年(2017年)には平和祈念式典で被爆者代表として、原爆の恐ろしさを訴えている。

令和5年(2023年)5月21日に死去した。94歳没。