涼茂
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涼 茂(りょう も/りょう ぼう、生没年不詳)は、中国の後漢末期の政治家。字は伯方(はくほう)[1]。曹操の家臣。
生涯[編集]
兗州山陽郡昌邑県の出身[1]。曹操に招聘されて司空掾となり、その優秀さを見込まれて侍御史に任命される[1]。その後、泰山郡太守、楽浪郡太守に任命されるが、この際に遼東を支配する公孫度から部下になるように誘われるが拒否する[1]。逆に公孫度が曹操領に侵攻しようとするのを止めさせた[1]。その後も魏郡太守、甘陵国相などに任命され、曹丕が五官中郎将になると長史、左軍師に任命され、さらに尚書僕射、中尉、奉常となる[1]。曹丕が太子になると太子太傅となり、在職中に死去[1]。
『三国志演義』には登場しない。