池田武邦
ナビゲーションに移動
検索に移動
池田 武邦(いけだ たけくに、大正14年(1924年)1月14日 - 令和4年(2022年)5月15日)は、日本の建築家、実業家。元日本設計代表取締役社長で株式会社日本設計名誉会長、株式会社日本設計池田研究室代表、ハウステンボス株式会社代表取締役会長、環境NPO「聚」理事長。
略歴[編集]
神奈川県出身。既婚者で長男あり。
太平洋戦争では軽巡洋艦「矢矧」に乗船して撃沈されたが、生還している。
東京帝国大学で建築学を学び、設計事務所に勤めて、日本初の超高層ビルである霞が関ビルの設計に携わる。昭和42年(1967年)に日本設計事務所(現在の日本設計)の設立に参加し、後に超高層ビル建設に疑問を抱いて自然との共存を目指した長崎県のテーマパークであるハウステンボスの設計にも取り組み、会長も務めている。
令和4年(2022年)5月15日午前7時24分、老衰のため、東京都内の病院で死去した。98歳没。葬儀は家族葬で行なわれた。
著書[編集]
- 「大地に建つ」(ビオシティ出版)
- 「ハウステンボス・エコシティへの挑戦」(かもがわブックレット)
- 「人と自然。共生の作法」(長崎自然共生フォーラム編著)
- 「超高層建築」(鹿島出版編・共著)
- 「二十一世紀は江戸に学べ 近代科学技術文明を問い直す」(河出書房新社)
- 梯久美子『昭和20年夏、僕は兵士だった』インタビュー195-260頁(角川書店2009)
テレビ[編集]
- NHK ハイビジョン特集 日本の風景を変えた男たち 廃虚から超高層ビルそして池田武邦が語る戦後(2008年2月18日放送)
- BSテレ東 技術のニッポン大全集 ~建築土木で街が生まれ変わった~ (2019年1月16日放送)