ミサイル
ナビゲーションに移動
検索に移動
ミサイルとは、攻撃用の弾頭および誘導装置を備えてジェットエンジン、若しくはロケットエンジンで飛行する兵器である。
概要[編集]
誘導方法、目的や用途により扱いや呼称が異なる。核弾頭を搭載した大陸間弾道弾のような大型のものから、個人で携帯できる小型のものまで様々なものがある。第二次世界大戦後、1950年代から急速に発達した。
誘導方法[編集]
用途[編集]
- 空中目標攻撃用
- 空中発射型:空対空ミサイル(サイドワインダー (ミサイル)など)
- 地上発射型:地対空ミサイル(パトリオットなど)
- 艦載型:艦対空ミサイル(スタンダードミサイルなど)
- 地上目標攻撃用
- 艦船攻撃用
沿革[編集]
1930年代から研究が始まったが、実用化されたのは第二次世界大戦であった。ドイツ空軍が使用したV1はパルスジェットエンジンを使用した無人爆撃機形式のミサイルで、イギリス本土攻撃用に使用された。しかし、速度が遅く、高度も低いので、戦闘機や高射砲で撃ち落とされた。一方、ドイツ陸軍が使用したV2は大陸間弾道弾の先駆にあたり、液体式ロケットを用い、高高度を音速で超える速さで飛来するため、一度も落とされなかった。