松田寛夫
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松田 寛夫(まつだ ひろお、昭和8年(1933年)9月3日 - 令和4年(2022年)3月24日)は、日本の脚本家。松田定次と松浦築枝の養子。
プロフィール[編集]
略歴[編集]
既婚者で長男あり。
京都大学文学部卒業。昭和33年(1958年)に東映に入社し、助監督を経て脚本家となる。「女囚さそり」シリーズをはじめ、多くの著名な作品を手掛けたことで知られる。
令和4年(2022年)3月24日午前8時、悪性リンパ腫のため、東京都の病院で死去した。88歳没。葬儀は近親者で行われた。
主な作品[編集]
※は共作
映画[編集]
- 網走番外地 大雪原の対決(1966年)※
- 恐喝こそわが人生(1968年)※
- 黒薔薇の館(1969年)※
- めくらのお市 地獄肌(1969年)※
- 博徒外人部隊(1971年)※
- 女囚701号/さそり(1972年)※
- 人斬り与太 狂犬三兄弟(1972年)※
- 女囚さそり 第41雑居房(1972年)※
- 実録 私設銀座警察(1973年)※
- 女囚さそり けもの部屋(1973年)
- 前科おんな 殺し節(1973年)※
- 女囚さそり 701号怨み節(1973年)※
- 0課の女 赤い手錠(1974年)※
- 安藤組外伝 人斬り舎弟(1974年)
- 必殺女拳士(1976年)
- 横浜暗黒街 マシンガンの竜(1976年)
- 新宿酔いどれ番地 人斬り鉄(1977年)※
- 日本の仁義(1977年)※
- 仁義と抗争(1977年)※
- 柳生一族の陰謀(1978年)※
- 宇宙からのメッセージ(1978年) 原案兼
- その後の仁義なき戦い(1979年)※
- 甦れ魔女(1980年)※
- 徳川一族の崩壊(1980年) 原案兼
- 誘拐報道(1982年)
- 序の舞(1984年)
- 花いちもんめ。(1985年) - 第9回日本アカデミー賞最優秀脚本賞受賞
- 道(1986年)
- 夜汽車(1987年)※
- 花園の迷宮(1988年)
- 将軍家光の乱心 激突(1989年) 原作兼 ※
- 社葬(1989年)
- 遺産相続(1990年)
- 略奪愛(1991年) 原作兼
- 継承盃(1992年)
- 天国の大罪(1992年)
- 新・極道の妻たち 惚れたら地獄(1994年)
- 東雲楼・女の乱(1994年)
- プライド・運命の瞬間(1998年)※
テレビドラマ[編集]
- ジャイアントロボ(1967年 - 1968年、NET)
- バンパイヤ(1968年 - 1969年、フジテレビ)
- 河童の三平 妖怪大作戦(1968年 - 1969年、NET)
- 花と狼(1969年、フジテレビ)
- プレイガール(1969年 - 1971年、東京12チャンネル)
- 第33回「ギャング子守唄」
- 第36回「女の肌は二度燃える」
- 第50回「美少年仁義」
- 第61回「女のすご腕」
- 第78回「暗黒街の美少年」
- 第92回「女は裸でグァム島航路」
- 江戸川乱歩シリーズ 明智小五郎(東京12チャンネル)
- 第17回「夜の墓場に踊る美女 夢遊病者の死より」(1970年8月1日)※
- 火曜日の女シリーズ(日本テレビ)
- 「逃亡者 -この街のどこかで-」(1970年10月6日 - 11月17日)
- 「蘭の殺人」(1970年11月24日 - 12月29日)
- 土曜日の女シリーズ(日本テレビ)
- 「明日に喪服を」(1973年5月19日 - 6月30日)
- 白い牙(1974年、日本テレビ)
- 影同心II(1975年 - 1976年、毎日放送)
- 土曜ワイド劇場(テレビ朝日)
- 「危険な愛情 夫が妻を殺す時」(1980年5月17日)
- 「第三の来訪者 危険な結婚」(1981年2月14日)
- 「北海道殺人事件 わたしの婚約日記」(1981年7月11日)
- 「ヒット曲は殺しのテーマ 忘れない女」(1982年3月13日)
- 「妻と愛人の決闘 アリバイ証明」(1982年5月1日)
- 「豪華ヨットの花嫁 500億財産を乗っ取れるか!? 車椅子に死体を乗せて…」(1984年10月27日)
- 春の傑作推理劇場「ラストチャンス」(1982年1月28日、テレビ朝日)
- 火曜サスペンス劇場(日本テレビ)
- 「軽蔑 私は夫のあの目が許せない」(1984年10月9日)原作、「明日に喪服を」のリメイク。
- となりの女(1988年、フジテレビ)
- 金曜ドラマシアター「社葬 女たちの野望」(1991年10月18日、フジテレビ)原作、映画『社葬』のリメイク。
- 柳生一族の陰謀(2008年9月28日、テレビ朝日)原作、映画のリメイク。