木之下城
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木之下城(きのしたじょう)は、尾張(現在の愛知県犬山市)にあった日本の城である。犬山城の前身といえる城である。
歴史[編集]
尾張の守護大名である斯波氏の家臣・織田広近が文明元年(1469年)に現在の犬山城の南に築城し、小口城から居城を移して初代城主になったのが木之下城の始まりである。東西は約200メートル、南北は約350メートルのそれなりの広さを誇る平山城であった[1]。
天文6年(1537年)に広近から4代目の織田信康の時に犬山城を築いて居城を移したため、木之下城は廃城となった[1]。この際に木之下城の建築物は犬山城に移築されたといわれる[2]。
その後、木之下城は廃城となり、現在では愛宕神社が本丸跡となり、城を伝えるものとして金明水(井戸)や堀跡などがある[1]。