曹 上(そう じょう、生没年不明)は、中国の三国時代の魏の皇族。父は曹操。母は孫姫[1]。同母兄弟は曹彪・曹勤[1]。異母兄弟に曹昂、文帝、曹彰、曹植らがいる。
曹操の息子であるため「臨邑殤公子上伝」が正史に取り立てられている[1]。曹棘、曹勤、曹乗、曹京と同じように早世したようで、甥の明帝の時代である231年に領国と臨邑殤公の諡号を追贈されたが、子は無く跡継ぎはいなかったようで、改めて別に跡継ぎを立てられた形跡も無い[1]。
『三国志演義』には登場しない。