春季九州地区高等学校野球大会

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春季九州地区高等学校野球大会(しゅんききゅうしゅうちくこうとうがっこうやきゅうたいかい)は、4月中旬頃に行われる、高校野球九州地区大会である。福岡県佐賀県長崎県大分県熊本県宮崎県鹿児島県沖縄県の高野連加盟校が参加している。

概要[編集]

出場校数は18校である。春季は選抜大会出場校と開催地の県が4校ずつ、加盟校数の比較的多い福岡県鹿児島県がそれぞれ3校と2校、その他の県が1校となっている。開催地は各県で順番に持ち回りとなっており、福岡の場合は県を北部と南部に分け、北部と南部で交互に開催している。

大会結果[編集]

大会 優勝校 決勝スコア 準優勝校 備考
1948年 熊本商 7 - 3 小倉 延長17回
1949年 済々黌 8 - 3 龍谷
1950年 八幡 7 - 5 三池
1951年 小倉 3 - 1 三池
1952年 柳川商 7 - 1 鹿児島商
1953年 東筑 8 - 0 熊本工
1954年 小倉 2 - 1 熊本工 延長10回
1955年 鹿児島商 7 - 0 三池
1956年 戸畑 5 - 0 佐賀
1957年 戸畑 3 - 2 久留米商
1958年 済々黌 4 - 2 東筑
1959年 三池 1 - 0 大淀
1960年 佐賀 3 - 1 鹿児島商
1961年 小倉工 2 - 1 高田
1962年 熊本商 3 - 2 高鍋
1963年 鹿児島玉龍 3 - 1 唐津東
1964年 博多工 9 - 1 海星
1965年 佐伯鶴城 7 - 1 小倉
1966年 大分商 7 - 5 鹿児島実
1967年 熊本工 1x - 0 津久見 延長12回
1968年 津久見 5 - 3 小倉
1969年 宮崎商 1 - 0 小倉
1970年 宮崎日大 5 - 4 大分商
1971年 津久見 8 - 6 中津工
1972年 戸畑商 3 - 2 鹿児島実
1973年 唐津商 3 - 1 海星
1974年 高鍋 4 - 3 大分商
1975年 九州学院 4 - 2 普天間
1976年 柳川商 3 - 0 海星
1977年 柳川商 5 - 0 豊見城
1978年 鹿児島実 3 - 1 熊本工
1979年 鹿児島商工 3 - 2 都城農 延長12回
1980年 柳川 8 - 0 八代
1981年 日田林工 1 - 0 興南
1982年 鹿児島商工 5 - 0 鹿児島実
1983年 鹿児島実 3 - 2 沖縄水産 延長16回
1984年 鎮西 10 - 2 佐世保実
1985年 津久見 2x - 1 大分 延長11回
1986年 鹿児島実 10 - 2 延岡工
1987年 沖縄水産 6 - 3 佐賀工
1988年 九州学院 6 - 2 沖縄水産
1989年 鹿児島商工 4 - 2 鳥栖
1990年 鹿児島実 9 - 3 柳ヶ浦
1991年 福岡大大濠 15 - 11 柳ヶ浦
1992年 福岡第一 8 - 0 長崎日大
1993年 鹿児島商工 10 - 6 長崎日大
1994年 鹿児島実 8 - 3 樟南
1995年 佐世保実 12 - 3 藤蔭
1996年 鵬翔 9 - 1 小林西
1997年 長崎日大 7 - 5 浦添商
1998年 沖縄水産 14 - 4 長崎西
1999年 東海大五 3x - 2 日南学園
2000年 東筑紫学園 9 - 1 長崎日大
2001年 宮崎日大 9 - 5 龍谷
2002年 鹿児島実 2 - 1 樟南
2003年 柳川 6 - 0 楊志館
2004年 日南学園 6 - 3 佐土原
2005年 沖縄尚学 2 - 0 柳ヶ浦
2006年 柳川商 5 - 0 豊見城
2007年 清峰 6 - 4 日南学園 延長10回
2008年 福岡工 2 - 0 浦添商
2009年 九州国際大付 2x - 1 興南 延長10回
2010年 興南 11 - 2 明豊
2011年 鹿児島実 5 - 0 飯塚
2012年 神村学園 3 - 0 熊本工
2013年 久留米商 6 - 5 文徳 延長13回
2014年 沖縄尚学 5 - 4 創成館
2015年 龍谷 4 - 3 九産大九州
2016年 福岡大大濠 7 - 4 西日本短大付
2017年 神村学園 3 - 1 鹿児島実
2018年 九州国際大付 13 - 0 明豊
2019年 西日本短大付 5 - 1 興南
2020年 中止

エピソード[編集]

  • 2016年の春季大会は4月23日に開幕する予定だったが、大会直前の4月14日および4月16日熊本地震が発生したため、本大会は5月10日まで開幕日が延期され、「熊本震災復興大会」として開催された[1]
  • 2020年の春季大会は4月18日開幕予定だったが、新型コロナウイルスによる感染症の流行のため、一旦は開幕を1ヶ月後の5月16日に延期するという措置をとったものの[2]、感染症が収束せず、史上初めて中止となった。なお、これによって各県の予選も延中止となったが、九州大会が仮に5月に開催できた場合、福岡県では中止となった「第146回九州地区高等学校野球福岡大会」の代わりに、本大会の出場校を毎年4月に開催されている県内の4つの地区大会で上位に進出した各2校(計8校)による県大会を行って決定する予定だった[3]

脚注[編集]

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