旧柳生藩陣屋跡史跡公園
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旧柳生藩陣屋跡史跡公園(きゅうやぎゅうはんじんやあとしせきこうえん)とは、現在の奈良県奈良市柳生町に存在する公園である。江戸時代には柳生藩の陣屋が存在した。
概要[編集]
徳川家康・徳川秀忠・徳川家光ら3代の征夷大将軍の側近として仕え、大名として柳生の地に柳生藩を立藩した柳生宗矩が築城した正木陣屋が江戸時代には存在した。この陣屋は江戸時代中期の延享4年(1747年)に全焼してしまい、その後は陣屋を仮建築したまま明治維新を迎えている。明治6年(1873年)に建物も石垣も公売され、これにより柳生藩の面影を残すのは井戸のみとなった。後に柳生小学校の敷地となり、校庭の片隅に「柳生城跡」の石碑が建立されたが、昭和52年(1977年)より発掘調査が開始され、現在の史跡公園として整備されることになった。