戦術核
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戦術核(せんじゅつかく)とは、大陸間弾道ミサイル(ICBM)や潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)、戦略爆撃機など、遠く離れた相手の国家を標的に対する戦略核に対して、局地戦での使用を想定した核爆弾や単距離核ミサイルなどを言う。代表的な例では第2次世界大戦において、ナチス・ドイツが独ソ不可侵条約を破棄して電撃的侵攻を開始した際(独ソ戦)、ソ連側は欧州側の国境近くに戦術核を数多く配備した。北大西洋条約機構(NATO)も、これに対抗する形で欧州周辺の5か国にアメリカの戦術核を保有しているとされている。
関連項目[編集]
- 戦略核兵器
- 核兵器
- デイビー・クロケット
- ブルーピーコック
- 特殊核爆破資材 - アメリカの個人携行式超小型戦術核爆弾。