市丸利之助
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市丸 利之助 いちまる りのすけ | |||||||||||||||||||||||||
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市丸 利之助(いちまる りのすけ)は、日本の海軍軍人で、日本海軍の航空草創期のパイロットである。硫黄島の戦いで戦死し、最終階級は海軍中将に戦死により特進した。
経歴[編集]
昭和18年(1943年)4月、第21航空戦隊司令官(ラバウル)としてい号作戦などに参加する。昭和19年(1944年)8月、硫黄島の海軍守備司令官となる[1]。
昭和20年(1945年)3月、硫黄島の戦いにおいて玉砕。享年55。玉砕前に「ルーズベルトニ与フル書」を壕内に残置しており、そこには日米戦争はペルー来航以来の弱肉強食政策に原因があり、大東亜共栄圏は白人の存在を脅かすものではない」と訴えていたという[1]。
なお、フランクリン・ルーズベルトは市丸の死から1か月もたたない4月に病死しており、この書を見たかどうかは不明である。
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
市丸の登場する作品[編集]
テレビ[編集]
- 『硫黄島〜戦場の郵便配達〜』(出演:藤竜也、2006年)
映画[編集]
関連項目[編集]
参考文献[編集]
外部リンク[編集]
- 市丸利之助・アメリカ大統領への手紙 (原文)
- 市丸海軍少将のルーズベルト大統領への手紙 (現代仮名遣い及び英文: A Note to Roosevelt)