川上哲郎
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川上 哲郎(かわかみ てつろう、昭和3年(1928年)8月3日 - 令和3年(2021年)1月9日) は日本の実業家。住友電気工業代表取締役社長、同会長、関西経済連合会会長、日本電線工業会会長等を歴任し、勲一等瑞宝章受章。
来歴[編集]
東京府出身。既婚者で長男あり。
昭和27年(1952年)に住友電工に入社する。昭和57年(1982年)に社長となり、事業の多角化や拡大に努めた。平成3年(1991年)からは会長を務める。
平成6年(1994年)から平成9年(1997年)まで関経連会長を務めるが、この間の平成7年(1995年)に阪神淡路大震災が起こると、それを教訓として組織内部に「復興対策特別委員会」を設置する。さらに日本政府の「阪神・淡路復興委員会」の委員にも就任した。関西国際空港の拡張工事をめぐっては日本政府や地方自治体、経済界との調整に努めた。
令和3年(2021年)1月9日、老衰のため死去した。92歳没。
役職[編集]
- 日本ベンチャーキャピタル株式会社取締役
- 公益財団法人京阪神ケーブルビジョン会長
- SPring-8利用推進協議会会長
- 一般財団法人関西情報センター顧問
- 一般社団法人日韓経済協会相談役
- 立命館アジア太平洋大学アドバイザリー・コミッティ委員
- 公益財団法人太平洋人材交流センター評議員
- 公益財団法人関西エネルギー・リサイクル科学研究振興財団理事
- 組込みソフト産業推進会議監事
- 歴史街道推進協議会相談役
- 公益財団法人松下幸之助記念財団評議員会議長
かつて務めていた役職[編集]
- 社団法人日本情報システム・ユーザー協会副会長
- 財団法人日本情報処理開発協会理事
- 財団法人国際科学振興財団理事
- 財団法人千里国際情報事業財団理事
- 財団法人国際民商事法センター理事
- 財団法人医療情報システム開発センター理事
- 財団法人アジア太平洋観光交流センター理事
- 財団法人高輝度光科学研究センター会長
- 財団法人千里ライフサイエンス振興財団理事
- 大阪都市経済調査会会長
- 財団法人日本室内楽振興財団理事
- 日本国際貿易促進協会副会長
- 社団法人ビューティフルエージング協会理事
- 社団法人日本租税研究協会副会長
- 財団法人関西社会経済研究所理事
- 公益財団法人大阪市都市型産業振興センター理事長