岩佐卓也
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岩佐 卓也(いわさ たくや、1970年 - )は、社会学者。神戸大学大学院人間発達環境学研究科准教授。専門は社会政策・労使関係論[1]。
略歴[編集]
広島市生まれ。京都大学文学部卒業。東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程修了[2]。修士(史学)(東京都立大学)[3]。2002年3月一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学[3]。同年より神戸大学勤務[2]。2007年時点で同大学大学院人間発達環境学研究科准教授[4]。2016年5月「現代ドイツの労働協約」で一橋大学博士(社会学)[5]。
ドイツの労使関係に詳しい。主な著書に労働史・社会史の立場からドイツの労働協約の変容を研究した『現代ドイツの労働協約』(法律文化社、2015年)がある[6]。
人物[編集]
- 2002年1月社会政策学会に入会。同会の『ニュースレター』によると専攻はドイツの社会政策史・労働法史、推薦者は早川征一郎、鈴木玲[7]。
- 2004年12月に発表された「「神奈川県犯罪のない安全・安心まちづくり推進条例」案の制定に反対する法学者声明」の賛同者。署名によると専攻は法社会学[8]。
- 2015年7月に開催された「安全保障関連法に反対する神戸大学緊急集会」の賛同人。この集会の取り組みを継承・発展させる形で発足した「神戸大学平和フォーラム」の運営委員会メンバー[9]。
- 神戸大学教職員組合2015年度書記長[1]。
- 労働運動総合研究所(労働総研)会員[10]。
著書[編集]
- 『新自由主義批判の再構築――企業社会・開発主義・福祉国家』(赤堀正成共編著、法律文化社、2010年)
- 『現代ドイツの労働協約』(法律文化社、2015年)
分担執筆[編集]
- 社会政策学会編『経済発展と社会政策――東アジアにおける差異と共通性』(社会政策学会本部事務局[社会政策学会誌第18号]、2007年)
- 石井まこと、兵頭淳史、鬼丸朋子編著『現代労働問題分析――労働社会の未来を拓くために』(法律文化社、2010年)
- 伊地知紀子、新ヶ江章友編『本当は怖い自民党改憲草案』(法律文化社、2017年)
出典[編集]
- ↑ a b “安保法制批判における二つの立場(PDF)”. 『全大教時報』Vol.40 No.3 (2016年8月). 2019年12月4日確認。
- ↑ a b 現代ドイツの労働協約 / 岩佐 卓也【著】 紀伊國屋書店ウェブストア
- ↑ a b 岩佐 卓也 - 研究者 - researchmap
- ↑ KAKEN — 研究者をさがす | 岩佐 卓也 (00346230)
- ↑ 博士論文審査要旨 一橋大学大学院社会学研究科・社会学部
- ↑ 岩佐卓也『現代ドイツの労働協約』 hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)(2015年3月29日)
- ↑ “『ニューズレター』No.30(PDF)”. 社会政策学会 (2002年4月26日). 2019年12月4日確認。
- ↑ 「神奈川県犯罪のない安全・安心まちづくり推進条例」案の制定に反対する法学者声明 市民と憲法研究者をむすぶ憲法問題Web
- ↑ 神戸大学平和フォーラム
- ↑ 労働総研ニュースNo.339 2018年6月 労働総研