岡本明子
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岡本 明子(おかもと あきこ[1])は、主婦、ジャーナリスト、運動家[2]。NPO法人家族の絆を守る会(FAVS)事務局長。
人物[編集]
- 1997年に日本教育新聞社出版局から刊行された『ちょっとまって!夫婦別姓――家族が「元気の素」になる』(日本の教育を考える母親の会、夫婦別姓に反対する女性フォーラム編)の中で「日本の教育を考える母親の会」のメンバーとして紹介された[3]。
- 2006年4月に「児童の健全な育成を守るNGOネットワーク」を結成した。同ネットワーク世話人[5]。『週刊新潮』2006年6月号の記事「「朝鮮総連系メンバー」に占拠された「児童の権利条約」意見交換会」にコメントが掲載された[6]。2006年6月5日に放送された日本文化チャンネル桜の特集「国連と「反日NGO」そして外務省の癒着」にゲストとして出演した[5]。
- 2006年6月25日に「大和正論の会」が開催した「国連と国内人権問題」をテーマとする講演会で講師を務めた。プロフィールは「主婦、ジャーナリスト」[4]。
- 2007年4月に「国連に左翼ばかり行っているのはとんでもないと、「家族の絆を守る会(FAVS)」を設立」した[2]。設立総会は2007年4月26日に衆議院第2議員会館・第1会議室で行われた。司会は伊藤純子(群馬県伊勢崎市議会議員)、議長は藤崎よしのり(日本会議首都圏地方議員懇談会会長)で、古屋圭司、西川京子、萩生田光一、稲田朋美衆議院議員が挨拶を行った。理事長に古賀俊昭[7]、顧問に設立総会に参加した4人の衆議院議員と中曽根弘文参議院議員が就任した[8]。2008年に特定非営利活動法人(NPO法人)となった[9]。岡本は「女性の権利や家族関連の動向などをウオッチするため」に国連女子差別撤廃委員会や児童の権利委員会などに傍聴者を送り込み、これを継承して「なでしこアクション」の山本優美子や「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会」の我那覇真子も国連で活動をするようになった[2]。「家族の絆を守る会」はアメリカの団体「世界家族会議」(WCF)の世界会議に参加している。
- 雑誌『正論』2012年5月号に「米国の邦人子弟がイジメ被害 韓国の慰安婦反日宣伝が蔓延する構図」と題する記事を発表し、アメリカに建立された「慰安婦」碑が原因で在米日本人がいじめに遭っていると主張した。これ以降、右派の間で「「慰安婦」碑によって在米日本人に「いじめ」被害が出ているという説」「「慰安婦」問題の「主戦場」が米国だという言説」が広まった[12]。
- 斉藤正美は2017年10月28日付の『図書新聞』に掲載された「日本会議本ブーム」に関する鼎談で、「日本会議の重要メンバーでも名前が出てこない人」の例として田下昌明(小児科医・日本会議北海道本部理事長)と岡本明子の名前を挙げた[2]。
論考等[編集]
書籍[編集]
- 日本の教育を考える母親の会、夫婦別姓に反対する女性フォーラム編『ちょっとまって!夫婦別姓――家族が「元気の素」になる』(日本教育新聞社出版局、1997年)[5]
- 別冊宝島編集部編『まれに見るバカ女との闘い』(宝島社[別冊宝島Real]、2003年/宝島社[宝島社文庫]、2005年)[5]
- 林道義編著『家庭教育の再生』(学事出版[日本の教育改革をどう構想するか 民間教育臨調の提言3]、2005年)[5]
雑誌[編集]
- 「世界家族会議に日本初参加 日本で報道されない欧州が陥った家族政策の袋小路」『正論』第425号、2007年8月。
- 「反日NGOネットワークから「家族」を守るために」『祖国と青年』第349号、2007年10月。
- 「「男女共同参画」という家族解体革命が再始動する」『正論』第465号、2010年12月。
- 「米国の邦人子弟がイジメ被害 韓国の慰安婦反日宣伝が蔓延する構図」『正論』第484号、2012年5月。
- 「そして誰もが不幸になった 男女共同参画の10年」『正論』第497号、2013年6月。
出典[編集]
- ↑ 岡本明子「米国の邦人子弟がイジメ被害 韓国の慰安婦反日宣伝が蔓延する構図」『正論』第484号、2012年5月
- ↑ a b c d e 斉藤正美、能川元一、早川タダノリ「「日本会議」本を斬る!――「日本会議」は氷山の一角。右派系大衆運動は私たちの生活に迫っている」『図書新聞』No.3324、2017年10月28日
- ↑ a b c 山口智美、斉藤正美著、ポリタスTV編『宗教右派とフェミニズム』青弓社、2023年
- ↑ a b 大和正論の会 講演会 実績 平成8年9月~平成28年3月 大和正論の会
- ↑ a b c d e 2006年6月5日 日本文化チャンネル桜
- ↑ 週刊新潮の記事、「『朝鮮総連系メンバー』に占拠された『児童の権利条約』意見交換会」 児童の健全な育成を守るNGOネット、2006年5月25日
- ↑ 「家族の絆を守る会」設立総会のご報告 家族の絆を守る会・FAVS、2007年5月15日
- ↑ 「家族の絆を守る会」にご賛同を! 群馬県伊勢崎市議会議員 伊藤純子、2007年4月27日
- ↑ 特定非営利活動法人 家族の絆を守る会紹介ページ activo
- ↑ 【それでも撲滅できないのか スウェーデンでは】(上)「虐待、表に出ないだけ」 世界初の体罰禁止法、親の意識変化 産経ニュース、2011年2月11日
- ↑ 【それでも撲滅できないのか スウェーデンでは】(下)個人を重視 崩壊する家族 産経ニュース、2011年2月12日
- ↑ 山口智美「「慰安婦」否定の歴史修正主義に日本政府が加担」週刊金曜日、2017年11月27日
外部リンク[編集]
- 児童の健全な育成を守るNGOネット
- 家族の絆を守る会・FAVS
- WCF Japan(2018年11月15日時点)