山下達郎
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山下 達郎(やました たつろう、1953年2月4日 - )は、日本のシンガーソングライター、ミュージシャン。妻はシンガーソングライターの竹内まりや。
プロフィール[編集]
概要[編集]
東京都立竹早高等学校を経て、明治大学大学院法学研究科・法学部中退。
元シュガー・ベイブのヴォーカル、ギター、キーボード、コーラス。
主な代表曲は『RIDE ON TIME』、『クリスマス・イブ』、『さよなら夏の日』など。
人物[編集]
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ディスコグラフィ[編集]
詳細は「山下達郎の作品一覧」を参照
- スタジオ・アルバム
- Circus Town(1976年)
- Spacy(1977年)
- Go Ahead!(1978年)
- Moonglow(1979年)
- Ride on Time(1980年)
- On the Street Corner(1980年)
- For You(1982年)
- Melodies(1983年)
- Pocket Music(1986年)
- On the Street Corner 2(1986年)
- 僕の中の少年(1988年)
- Artisan(1991年)
- Season's Greetings(1993年)
- Cozy(1998年)
- On the Street Corner 3(1999年)
- Sonorite(2005年)
- Ray of Hope(2011年)
ミュージック・ビデオ[編集]
- 一部の作品には山下本人も出演しているが、顔は出していない。
- 世界の果てまで
- DREAMING GIRL
- さとう珠緒が出演。山下は冒頭の声、映像に重なるシルエット、および、ギターを演奏する姿(首から下)がオーバーラップする形で登場。
- ヘロン
- 砂浜で全身青いペイントを施したダンサーが踊る映像の途中、長髪でギターを抱えた男性の後ろ姿のカットがインサートされる(山下本人ではなく、別人によるイメージカット)。
- いつか晴れた日に
- JUVENILEのテーマ〜瞳の中のRAINBOW
- 君の声に恋してる
- LOVELAND, ISLAND
- 東山紀之と宮内佳奈子が出演。
- RIDE ON TIME
- FOREVER MINE
- 太陽のえくぼ
- 『めざましテレビ』でオンエアされたイメージ映像を山下が気に入り、趣向を少し変えイメージ映像と同じ監督によりアニメ調で制作。
- LOVE GOES ON <その瞳は女神 (Goddess)>
- ベスト・アルバム『RARITIES』のリード楽曲として制作。ジャケット画像や、モチーフとなった玩具のオブジェが次々と映し出される。
- 僕らの夏の夢
- 主題歌となったアニメーション映画『サマーウォーズ』のイメージに沿った、アニメ調のプロモーション・ビデオ。
- 希望という名の光
- 主題歌となった映画『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』主演の岡村隆史が出演。
- 街物語(まちものがたり)
- 光と君へのレクイエム
- シンクロニシティ(素敵な偶然)⁄ 竹内まりや
- センチメンタル・シティ・ロマンス(告井延隆、細井豊、中野督夫)、野口明彦 (ds)、伊藤広規 (B) と共にアコースティック・ギターを弾く演奏者の一人として出演。
- CHEER UP! THE SUMMER
- REBORN [3][4]
- RECIPE (レシピ)[5]
- CG化された「タツローくん」がジャケットから飛び出し、ムーンウォークやロボットダンスを彷彿とさせるコミカルなダンスを披露し、さらに山下が実際にレコーディングを行ったスタジオやコンサートを開催したLINE CUBE SHIBUYAなどを駆け巡る。これら実写の映像は、すべて「iPhone 11 Pro」で撮影された[6]。
- 蒼茫〜踊ろよ、フィッシュ
- 『僕の中の少年 (2020 Remaster)』リリースを記念して制作、発売日の2020年11月25日 20:00にYouTubeでプレミア公開された。モリカツが監督を担当し、緊急事態宣言中の4月から5月にかけて無人の東京各地を撮影し、この映像が「蒼氓」のMVに使用された。一方、1987年に全日空沖縄のキャンペーン・ソングとして制作された「踊ろよ、フィッシュ」のMVでは、このキャンペーンのCMに出演した石田ゆり子とのコラボレーションが33年ぶりに実現。新たに制作されたMVは東京の新木場にある商業施設・CASICAが舞台となっており、撮影には石田の愛犬である雪も参加した[7]。
コンサート[編集]
詳細は「山下達郎のコンサート一覧」を参照
ラジオ[編集]
レギュラー[編集]
- 山下達郎のサンデー・ソングブック(TOKYO FM、毎週日曜14:00-14:55)
- 『サタデー・ソングブック』(1992年10月3日-1994年3月26日、毎週土曜15:00-15:55)として放送開始。1994年4月3日放送分より現在の放送枠へ移動し、『サンデー・ソングブック』として再スタート。山下が自身の個人コレクション音源を使って放送しているオールディーズ専門番組。「カルトな番組」「オタクな番組」と自ら公言するものの、2019年8月に放送1,400回、2019年10月には放送27周年を迎え、既にTOKYO FMでも長寿番組となっている。オールディーズ中心ではあるが、自身や竹内まりやの曲、日本のポップス、歌謡曲なども放送される。通常のリクエストに加え、シンガーやミュージシャン、ソングライターの特集(バリー・マン & シンシア・ワイル、リーバー & ストーラー、キャロル・キング & ジェリー・ゴフィンなど)が不定期に組まれる。
- 8月と12月の第3、4週(例外あり)に竹内まりやを迎えての「納涼夫婦放談」「年忘れ夫婦放談」、1月の第1、2週の「新春放談」以外はゲストを呼ばず、山下1人で番組進行を行っている。
- ただし、2019年7月14日の放送は山下が気管支炎を患い番組に出演できなくなったため、音楽評論家の宮治淳一が代演を務めた。その流れで翌7月21日・28日にもゲストとして出演している。
- 「新春放談」は2011年まで大瀧詠一をゲストに迎えて放送していたが、2012年放送分は休止となり、同年12月23日、自身のオフィシャル・サイトで正式に終了が発表された。その後、2020年からは先述の宮治淳一をゲストに迎えて「新春放談」を再開させた。
- オープニング曲の「ONLY WITH YOU」は、アルバム『BIG WAVE』収録曲のインスト・ヴァージョン。元々は『サウンドストリート』のテーマ曲として使われ、その後『サタデー・ソングブック』時代を含めて継続使用されている。
過去[編集]
- 山下達郎のオールナイトニッポン(ニッポン放送、1976年1月8日 - 3月25日、毎週水曜27:00-29:00、4月6日 - 9月28日、毎週月曜27:00-29:00)
- 1〜3月は水曜2部、4〜9月は月曜2部をそれぞれ担当。ビーチ・ボーイズのアルバムを全曲オンエアするなど、自身のレコード・マニア的趣味を押し出した選曲で一部のリスナーから支持されたものの聴取率獲得にはつながらず、「10曲中8曲は誰でも知っている曲をかけなければダメ」というプロデューサーからの要求にも抵抗したが、9か月で終了となった。3月27日のみ金曜1部に出張出演している。
- サウンズ・ウィズ・コーク(TBSラジオ、1982年4月10日 - 1983年4月2日、毎週土曜23:00-23:30、提供:コカコーラ)
- 1977年から1990年代初頭にかけ、東京放送(TBSラジオ)と日本コカ・コーラの主催で開かれていたアマチュアのバンド・歌手のコンテスト「フレッシュサウンズコンテスト」(フレコン)と連動した番組で[注釈 1]、レギュラー番組で唯一、女性(第2回優勝者のシンガーソングライター石橋和子)と2人で1年間パーソナリティーを務めた。「第6回全国大会」(1982年8月25日 中野サンプラザ)ではゲストとして出演している。この番組のために制作されたインストゥルメンタルのオリジナル・テーマ曲が、後に本人による詞で「悲しみのJODY(She Was Crying)」としてアルバム『MELODIES』(1983年)に、またアラン・オデイによる英語詞で「JODY」としてアルバム『BIG WAVE』(1984年)にそれぞれ収録された。
- サウンドストリート(NHK-FM、1983年4月7日 - 1986年3月20日、毎週木曜22:00-22:45)
- 木曜日のレギュラー。オープニング・テーマにはビーチ・ボーイズ「Pet Sounds」、「ノスタルジア・オブ・アイランド〜パート1 : バード・ウィンド」、「高気圧ガール」(イントロのパーカッションなし)、「夜翔 (Night-Fly)」等が使用されたが、後に前述の「ONLY WITH YOU (Instrumental)」に変更された。オールディーズ中心の番組構成であったが、自身の新作アルバムの特集やライブ特集、ブラックミュージックの新譜特集も行っていた。
- プレミア 3(TOKYO FM、1990年4月1日 - 1992年3月、毎週日曜12:00-12:55、提供:東芝)
- 坂本龍一、氷室京介と週替わりでパーソナリティーを務め、山下は第1、3週を担当した。オープニングおよびエンディング・テーマは、後にアルバム『ARTISAN』に収録された「GROOVIN'」。オープニング・コーナーはロックン・ロール版“今日は何の日”の「DAY BY DAY」(コーナーテーマはフォー・フレッシュメン「Day by Day」)で、このコーナーはそのまま『サタデー・ソングブック』まで続けられた。
特別番組[編集]
- 特集 サウンド・オブ・ポップス「日本のポップスは今:山下達郎の世界」(NHK-FM、1981年8月10日 - 14日)
- 山下達郎、シュガー・ベイブを語る(NHK-FM、2015年8月9日)
- 山下達郎 40th Anniversary Special(NHK-FM、2015年10月4日(Part 1:ライブ40年の軌跡)・12月20日(Part 2:音楽制作40年の軌跡))※聞き手:クリス松村
- WE LOVE RADIO! 〜山下達郎・星野源のラジオ放談(2017年3月20日)※ナビゲーター:マンボウやしろ
- 民放ラジオ101局特別番組。「ラジオを長く愛してくれている親世代のリスナー層と、まだラジオに馴染みのないノンリスナー層や若者層のニ世代をつなぐ」という目的のもと制作された、山下と星野源の対談による特別番組。
自著等[編集]
ここでは、自著とそれに準ずる文献を記載する。パンフレット等は出典に使用するものに限って記載する。
- 単著
- 山下達郎(作曲) 『山下達郎 for you』(楽譜) 中央アート出版社〈バンド・スコア・シリーズ 4〉、1982年5月1日。ISBN 4-88639-276-8、ISBN 978-4886392763。
- 共著
- 鈴木英人(イラストレーション、ショートストーリー)、山下達郎(メロディーイメージ)ほか、ワーズ 『鈴木英人&山下達郎 EIZIN &TATSURO Southward Bound』 シンコー・ミュージック(現・シンコーミュージック・エンタテイメント)、1983年12月。OCLC 673438107。ISBN 4-401-62056-9、ISBN 978-4-401-62056-2。
- パンフレット等
- 山下達郎 『Tatsuro Yamashita PERFORMANCE '91-'92』(パンフレット)、1991年。
- 山下達郎 『Tatsuro Yamashita Performance 2013』(パンフレット)、2013年。
脚注[編集]
注釈[編集]
- ↑ 当時ヤマハ音楽振興会が主催し、TBSラジオのライバル局であるニッポン放送が運営に関わっていた「ヤマハポピュラーソングコンテスト」(ポプコン)とその連動番組『コッキーポップ』に対抗して設けられ、番組自体も1976年の放送開始からパーソナリティーや放送時間、放送エリアを変更しながら1990年初頭まで継続された。
- ↑ 曲目:1. キャシーズ・クラウン、2. クライング・イン・ザ・レイン、3. キッスをするまで、4. ラヴ・ハーツ、5. ホエン・ウィル・アイ・ビー・ラヴド、6. カム・ソフトリー・トゥ・ミー、7. ミスター・ブルー、8. 夢を見るだけ、9. 愛をささげて(1-5,8,9:エヴァリー・ブラザーズ、6,7:フリートウッズ)
出典[編集]
- ↑ “山下達郎、ニューシングル「光と君へのレクイエム」のミュージックビデオを本邦初公開!”. m_Found (2013年9月20日). 2013年10月1日確認。
- ↑ “山下達郎の新曲MVにとと姉ちゃんの阿部純子、野球部員を「CHEER UP!」”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2016年9月2日) 2016年9月2日閲覧。
- ↑ 山下達郎 - REBORN(short ver.). Warner Music Japan.. (2014年11月4日) 2017年8月27日閲覧。(リンク切れ)
- ↑ 松竹チャンネル (2017年8月27日). 「REBORN」(Short ver.) (動画共有サービス). YouTube. 2020年7月10日閲覧。
- ↑ 山下達郎「RECIPE (レシピ )」 Edit Version. Warner Music Japan.. (2019年11月27日) 2020年10月3日閲覧。
- ↑ “山下達郎「RECIPE」MV公開、CG化されたタツローくんが実写世界を駆け巡る”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2019年11月27日) 2019年12月7日閲覧。
- ↑ “山下達郎「踊ろよ、フィッシュ」「蒼氓」を使用したMVで石田ゆり子と33年ぶりにコラボ”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2020年11月25日) 2020年12月7日閲覧。