山下達郎

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山下 達郎(やました たつろう、1953年2月4日 - )は、日本シンガーソングライターミュージシャン。妻はシンガーソングライターの竹内まりや

プロフィール[編集]

概要[編集]

東京都立竹早高等学校を経て、明治大学大学院法学研究科・法学部中退。

元シュガー・ベイブのヴォーカルギターキーボード、コーラス。

主な代表曲は『RIDE ON TIME』、『クリスマス・イブ』、『さよなら夏の日』など。

人物[編集]

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ディスコグラフィ[編集]

詳細は「山下達郎の作品一覧」を参照

スタジオ・アルバム

ミュージック・ビデオ[編集]

一部の作品には山下本人も出演しているが、顔は出していない。
  • 世界の果てまで
  • DREAMING GIRL
    • さとう珠緒が出演。山下は冒頭の声、映像に重なるシルエット、および、ギターを演奏する姿(首から下)がオーバーラップする形で登場。
  • ヘロン
    • 砂浜で全身青いペイントを施したダンサーが踊る映像の途中、長髪でギターを抱えた男性の後ろ姿のカットがインサートされる(山下本人ではなく、別人によるイメージカット)。
  • いつか晴れた日に
  • JUVENILEのテーマ〜瞳の中のRAINBOW
  • 君の声に恋してる
  • LOVELAND, ISLAND
  • RIDE ON TIME
  • FOREVER MINE
    • 嶋田久作とモデルの高津飛鳥の出演によるドラマ仕立ての作品。監督は丹下紘希。「MVA06」で「BEST STORY VIDEO」部門にノミネート。
  • 太陽のえくぼ
    • めざましテレビ』でオンエアされたイメージ映像を山下が気に入り、趣向を少し変えイメージ映像と同じ監督によりアニメ調で制作。
  • LOVE GOES ON <その瞳は女神 (Goddess)>
    • ベスト・アルバム『RARITIES』のリード楽曲として制作。ジャケット画像や、モチーフとなった玩具のオブジェが次々と映し出される。
  • 僕らの夏の夢
    • 主題歌となったアニメーション映画『サマーウォーズ』のイメージに沿った、アニメ調のプロモーション・ビデオ。
  • 希望という名の光
  • 街物語(まちものがたり)
  • 光と君へのレクイエム
    • 主題歌となった映画『陽だまりの彼女』のスピンオフ作品として、主人公の奥田浩介(松本潤)と渡来真緒(上野樹里)の中学生時代の“ある夏の日の想い出”をコンセプトに、同映画を手掛けた三木孝浩が監督を務めた。キャストは同映画で主人公の中学生時代を演じた北村匠海葵わかなの2人で撮影された。MVには新たに撮ったシーンと映画のシーンをクロスオーバーさせた3パターンがある[1]
  • シンクロニシティ(素敵な偶然)⁄ 竹内まりや
    • センチメンタル・シティ・ロマンス(告井延隆、細井豊、中野督夫)、野口明彦 (ds)、伊藤広規 (B) と共にアコースティック・ギターを弾く演奏者の一人として出演。
  • CHEER UP! THE SUMMER
    • 試合に負けた野球部の主将と、彼を応援し続けたチアリーディング部リーダーの物語を描いた作品。阿部純子がチアリーダー役で出演[2]
  • REBORN [3][4]
    • 映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』を監督した廣木隆一が撮影。亡くなった父親との思い出を噛みしめながら、父親への感謝を胸に前向きに生きようとする女性役に門脇麦が出演。
  • RECIPE (レシピ)[5]
    • CG化された「タツローくん」がジャケットから飛び出し、ムーンウォークロボットダンスを彷彿とさせるコミカルなダンスを披露し、さらに山下が実際にレコーディングを行ったスタジオやコンサートを開催したLINE CUBE SHIBUYAなどを駆け巡る。これら実写の映像は、すべて「iPhone 11 Pro」で撮影された[6]
  • 蒼茫〜踊ろよ、フィッシュ
    • 僕の中の少年 (2020 Remaster)』リリースを記念して制作、発売日の2020年11月25日 20:00にYouTubeでプレミア公開された。モリカツが監督を担当し、緊急事態宣言中の4月から5月にかけて無人の東京各地を撮影し、この映像が「蒼氓」のMVに使用された。一方、1987年に全日空沖縄のキャンペーン・ソングとして制作された「踊ろよ、フィッシュ」のMVでは、このキャンペーンのCMに出演した石田ゆり子とのコラボレーションが33年ぶりに実現。新たに制作されたMVは東京の新木場にある商業施設・CASICAが舞台となっており、撮影には石田の愛犬である雪も参加した[7]

コンサート[編集]

詳細は「山下達郎のコンサート一覧」を参照

ラジオ[編集]

レギュラー[編集]

  • 山下達郎のサンデー・ソングブックTOKYO FM、毎週日曜14:00-14:55)
    • 『サタデー・ソングブック』(1992年10月3日-1994年3月26日、毎週土曜15:00-15:55)として放送開始。1994年4月3日放送分より現在の放送枠へ移動し、『サンデー・ソングブック』として再スタート。山下が自身の個人コレクション音源を使って放送しているオールディーズ専門番組。「カルトな番組」「オタクな番組」と自ら公言するものの、2019年8月に放送1,400回、2019年10月には放送27周年を迎え、既にTOKYO FMでも長寿番組となっている。オールディーズ中心ではあるが、自身や竹内まりやの曲、日本のポップス歌謡曲なども放送される。通常のリクエストに加え、シンガーやミュージシャン、ソングライターの特集(バリー・マン & シンシア・ワイルリーバー & ストーラーキャロル・キング & ジェリー・ゴフィンなど)が不定期に組まれる。
    • 8月と12月の第3、4週(例外あり)に竹内まりやを迎えての「納涼夫婦放談」「年忘れ夫婦放談」、1月の第1、2週の「新春放談」以外はゲストを呼ばず、山下1人で番組進行を行っている。
      • ただし、2019年7月14日の放送は山下が気管支炎を患い番組に出演できなくなったため、音楽評論家の宮治淳一が代演を務めた。その流れで翌7月21日・28日にもゲストとして出演している。
    • 「新春放談」は2011年まで大瀧詠一をゲストに迎えて放送していたが、2012年放送分は休止となり、同年12月23日、自身のオフィシャル・サイトで正式に終了が発表された。その後、2020年からは先述の宮治淳一をゲストに迎えて「新春放談」を再開させた。
    • オープニング曲の「ONLY WITH YOU」は、アルバム『BIG WAVE』収録曲のインスト・ヴァージョン。元々は『サウンドストリート』のテーマ曲として使われ、その後『サタデー・ソングブック』時代を含めて継続使用されている。

過去[編集]

  • 山下達郎のオールナイトニッポンニッポン放送、1976年1月8日 - 3月25日、毎週水曜27:00-29:00、4月6日 - 9月28日、毎週月曜27:00-29:00)
    • 1〜3月は水曜2部、4〜9月は月曜2部をそれぞれ担当。ビーチ・ボーイズのアルバムを全曲オンエアするなど、自身のレコード・マニア的趣味を押し出した選曲で一部のリスナーから支持されたものの聴取率獲得にはつながらず、「10曲中8曲は誰でも知っている曲をかけなければダメ」というプロデューサーからの要求にも抵抗したが、9か月で終了となった。3月27日のみ金曜1部に出張出演している。
  • サウンズ・ウィズ・コークTBSラジオ、1982年4月10日 - 1983年4月2日、毎週土曜23:00-23:30、提供:コカコーラ
    • 1977年から1990年代初頭にかけ、東京放送(TBSラジオ)と日本コカ・コーラの主催で開かれていたアマチュアのバンド・歌手のコンテスト「フレッシュサウンズコンテスト」(フレコン)と連動した番組で[注釈 1]、レギュラー番組で唯一、女性(第2回優勝者のシンガーソングライター石橋和子)と2人で1年間パーソナリティーを務めた。「第6回全国大会」(1982年8月25日 中野サンプラザ)ではゲストとして出演している。この番組のために制作されたインストゥルメンタルのオリジナル・テーマ曲が、後に本人による詞で「悲しみのJODY(She Was Crying)」としてアルバム『MELODIES』(1983年)に、またアラン・オデイによる英語詞で「JODY」としてアルバム『BIG WAVE』(1984年)にそれぞれ収録された。
  • サウンドストリート(NHK-FM、1983年4月7日 - 1986年3月20日、毎週木曜22:00-22:45)
    • 木曜日のレギュラー。オープニング・テーマにはビーチ・ボーイズ「Pet Sounds」、「ノスタルジア・オブ・アイランド〜パート1 : バード・ウィンド」、「高気圧ガール」(イントロのパーカッションなし)、「夜翔 (Night-Fly)」等が使用されたが、後に前述の「ONLY WITH YOU (Instrumental)」に変更された。オールディーズ中心の番組構成であったが、自身の新作アルバムの特集やライブ特集、ブラックミュージックの新譜特集も行っていた。
  • プレミア 3(TOKYO FM、1990年4月1日 - 1992年3月、毎週日曜12:00-12:55、提供:東芝
    • 坂本龍一氷室京介と週替わりでパーソナリティーを務め、山下は第1、3週を担当した。オープニングおよびエンディング・テーマは、後にアルバム『ARTISAN』に収録された「GROOVIN'」。オープニング・コーナーはロックン・ロール版“今日は何の日”の「DAY BY DAY」(コーナーテーマはフォー・フレッシュメンDay by Day」)で、このコーナーはそのまま『サタデー・ソングブック』まで続けられた。

特別番組[編集]

  • 特集 サウンド・オブ・ポップス「日本のポップスは今:山下達郎の世界」(NHK-FM、1981年8月10日 - 14日)
    • 5夜連続で放送された特別番組。最終日の8月14日は大滝詠一とのスタジオ・ライブがオンエアされた[注釈 2]
  • 山下達郎、シュガー・ベイブを語る(NHK-FM、2015年8月9日)
  • 山下達郎 40th Anniversary Special(NHK-FM、2015年10月4日(Part 1:ライブ40年の軌跡)・12月20日(Part 2:音楽制作40年の軌跡))※聞き手:クリス松村
  • WE LOVE RADIO! 〜山下達郎・星野源のラジオ放談(2017年3月20日)※ナビゲーター:マンボウやしろ
    • 民放ラジオ101局特別番組。「ラジオを長く愛してくれている親世代のリスナー層と、まだラジオに馴染みのないノンリスナー層や若者層のニ世代をつなぐ」という目的のもと制作された、山下と星野源の対談による特別番組。

自著等[編集]

ここでは、自著とそれに準ずる文献を記載する。パンフレット等は出典に使用するものに限って記載する。

単著
  • 山下達郎(作曲) 『山下達郎 for you』(楽譜) 中央アート出版社〈バンド・スコア・シリーズ 4〉、1982年5月1日ISBN 4-88639-276-8、ISBN 978-4886392763。
共著
パンフレット等
  • 山下達郎 『Tatsuro Yamashita PERFORMANCE '91-'92』(パンフレット)、1991年
  • 山下達郎 『Tatsuro Yamashita Performance 2013』(パンフレット)、2013年

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. 当時ヤマハ音楽振興会が主催し、TBSラジオのライバル局であるニッポン放送が運営に関わっていた「ヤマハポピュラーソングコンテスト」(ポプコン)とその連動番組『コッキーポップ』に対抗して設けられ、番組自体も1976年の放送開始からパーソナリティーや放送時間、放送エリアを変更しながら1990年初頭まで継続された。
  2. 曲目:1. キャシーズ・クラウン、2. クライング・イン・ザ・レイン、3. キッスをするまで、4. ラヴ・ハーツ、5. ホエン・ウィル・アイ・ビー・ラヴド、6. カム・ソフトリー・トゥ・ミー、7. ミスター・ブルー、8. 夢を見るだけ、9. 愛をささげて(1-5,8,9:エヴァリー・ブラザーズ、6,7:フリートウッズ

出典[編集]

  1. 山下達郎、ニューシングル「光と君へのレクイエム」のミュージックビデオを本邦初公開!”. m_Found (2013年9月20日). 2013年10月1日確認。
  2. “山下達郎の新曲MVにとと姉ちゃんの阿部純子、野球部員を「CHEER UP!」”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2016年9月2日. https://natalie.mu/music/news/200423 2016年9月2日閲覧。 
  3. 山下達郎 - REBORN(short ver.). Warner Music Japan.. (2014年11月4日. https://www.youtube.com/watch?v=q5TMoiqf_W8 2017年8月27日閲覧。 (リンク切れ)
  4. 松竹チャンネル (2017年8月27日). 「REBORN」(Short ver.)動画共有サービス). YouTube.. https://www.youtube.com/watch?v=HX5St4TS0cA&list=PLCDsNordIkKhtcqmii4fPA7Y8poZWzQX7&index=45&t=0s 2020年7月10日閲覧。 
  5. 山下達郎「RECIPE (レシピ )」 Edit Version. Warner Music Japan.. (2019年11月27日. https://www.youtube.com/watch?v=f-3ManAlBS0 2020年10月3日閲覧。 
  6. “山下達郎「RECIPE」MV公開、CG化されたタツローくんが実写世界を駆け巡る”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2019年11月27日. https://natalie.mu/music/news/357111 2019年12月7日閲覧。 
  7. “山下達郎「踊ろよ、フィッシュ」「蒼氓」を使用したMVで石田ゆり子と33年ぶりにコラボ”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2020年11月25日. https://natalie.mu/music/news/406055 2020年12月7日閲覧。 

外部リンク[編集]