宗泉院

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宗泉院(そうせんいん)とは、山梨県韮崎市円野町上円井にある寺院である。武田信玄軍師として著名な山本勘助の墓が存在する。宗派は曹洞宗で、山号は万松山、開山者は智達という。

概要[編集]

寺伝によると、飛鳥時代の後期である斉明天皇の7年(661年)に智達が創建し、その際に智達庵と称したのが起源とされている。平安時代前期の弘仁13年(822年)にこの地に留錫した空海こと弘法大師により真言宗に転じ、瑞光庵と寺の名も改めたという。そして室町時代文明4年(1472年)に信濃定津院の2世である悦堂が現在の曹洞宗に改め、山号や寺の名も現在のものに改めた。

この後、寺院は度重なる火災に遭い、現在の本堂・庫裏・般若堂・山門などは江戸時代後期の文化13年(1816年)に建立されたものである。寺には室町時代に作られたと推定されている山梨県の文化財に指定されている雲版がある。さらに境内には中興の開山者である悦堂や武田信玄の軍師として著名な山本勘助の墓も存在する。

アクセス[編集]

  • バス停円野中より約2.1km。徒歩で約29分。
  • バス停穴山橋より約2.1km。徒歩で約28分。
  • バス亭円野上より約2.5km。徒歩で約34分。