妙立寺 (角田市)
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妙立寺(みょうりつじ)とは、宮城県角田市神次郎字寺14に存在する寺院である。山号は法光山。宗派は日蓮宗。
概要[編集]
山梨県身延町の久遠寺の末寺で、鎌倉時代後期の正安元年(1299年)に日義尼が開基した東北地方では最古といわれる日蓮宗の寺院。
日義尼は鎌倉幕府第9代執権・北条貞時と縁戚になり、南部実長に後妻として嫁いだが、実長は出家して日円と号し、日義尼と行脚の途中で死去した。日義尼は夫の死を悲しんで故郷に帰り、その冥福と日蓮宗の布教のため、この寺院を建立したという。なお、本堂の傍らに日蓮が夫妻に授けたという子育鬼子母神を安置した小堂がある。
毎年旧暦の10月12日に例祭として、お会式が開催される。