大正大学
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大正大学(たいしょうだいがく)は東京都豊島区に本部がある私立大学である。大学の略称は「大正大」「大正」。
概要[編集]
地域連携・社会貢献活動を積極的に行っている。通常の講義は巣鴨キャンパスで行われるが、体育活動は埼玉校舎でも実施される。
歴史[編集]
天台宗系、真言宗系、浄土宗系の3大学が合併し、仏教諸宗派の連合大学として設立された。
現在のキャンパスは、浄土宗系の旧宗教大学のキャンパスであった。
- 1885年:東京市下谷区の寛永寺境内の天台宗中学林を改称し、天台宗大学林支校を設立した。
- 1887年:東京市小石川区の護国寺内に真言宗新義派大学林が開校する。同年、東京市芝区の天光院に浄土宗宗学本校が開校される。
- 1914年、私立大学智山勧学院が設立される。
- 1919年、高楠、姉崎、前田、村上、沢柳の5博士が各宗管長に仏教連合大学の創設を提唱した。
- 1885年に設立された天台宗大学と、豊山大学、宗教大学が合併し、1926年、大学令による大正大学(文学部・予科・専門部)が設立される。初代学長に沢柳政太郎博士が就任。
- 1949年、新学制による大正大学(仏教学部・文学部)が設立される。
- 1976年には埼玉県松伏町に埼玉校舎を開設。
- 2016年(平成28年)に地域創生学部(地域創生学科)、心理社会学部(人間科学科、臨床心理学科)を設置した。
- 2018年、浄土宗の一派の時宗が大学運営に参画した。
- 2020年4月に人間学部(教育人間学科、社会福祉学科、人間環境学科)を改組し、社会共生学部(公共政策学科、社会福祉学科)を開設した。
基本事項[編集]
学部[編集]
「社会共生学部」「地域創生学部」「社会心理学部」「文学部」「表現学部」「仏教学部」の6学部で構成する。
すがも鴨台観音堂[編集]
大学構内にすがも鴨台観音堂(通称:鴨台さざえ堂)を2013年5月に完成させた。大乗仏教精神に基づく建学の理念「智慧と慈悲の実践」を具象化した仏教文化施設である。