大学通信教育

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大学通信教育(だいがくつうしんきょいく)は、通信教育で行う大学教育。

概要[編集]

大学通信教育は大学教育の盛んな各国で実施されている。学術関連の標準言語である英語が使われることが多い。なお、日本の文科省で国外の大学通信教育の学士号を認定するシステムは確立されていない。

大学通信教育は、入学試験がなく書類選考や面接で入学できる場合が多い。

自学自習が基本で、実施に大学で授業を受けるスクーリングやレポート提出や定期試験などの教育課程に基づき、卒業論文が課されることもある。それらの成績で単位認定される。

近年は、インターネットが普及したのでオンライン授業を実施して、スクーリングを代替する大学通信教育が増えている。

日本の例[編集]

  • 国の法律の学校教育法に基づく、正規の大学教育として、私立大学、私立短期大学で先行し、通信制高校の普遍化で通信制大学の通称も使われる。
  • 日本国内の4年制大学を卒業すると学士の学位が授与される。大学卒業者となるので、大学院への進学も可能となる。
  • 大学院も修士課程を中心に通信教育が実施されている。
  • 放送大学のように、テレビラジオなど放送を利用した学習システムを取り入れている通信制大学がある。
  • 大学夜間部縮小で下宿費用を節減できる大学学部として注目されている。

その他[編集]

  • 近年は、レポート作成とオンラインの授業、期末試験受験で、スクーリングで一度もキャンパスに行かずに卒業することが可能な通信制大学もある。但し、教育職員免許を新規に取得する場合など、取得する資格によってはスクーリング回避はできない。

関連項目[編集]