土曜授業

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土曜授業(どようじゅぎょう)とは、学校土曜日に行う授業である。本ページでは公立学校を主に記述する。

概要[編集]

公立学校では、かつては月曜日から金曜日までと土曜日午前中に授業を行うのが当たり前だったが、学校週5日制による教職員の週勤5日制の開始により一時土曜授業は殆どの学校で廃れた。

しかし週5日制を導入してから土曜授業を継続した私立学校に比べて子供の学力低下が目立つとして、授業時間の確保を目的に一部の自治体・学校で土曜授業が再び行われるようになった。またゆとり教育の見直しで授業時間を確保する必要に迫られ、土曜授業を復活させた自治体・学校もある。
国が行った調査によると、2018年度に土曜授業を行っている小学校・中学校は共に26.3%であった[1]

近年復活している公立学校の土曜授業は多い学校でも毎月2回程度となっていて毎週土曜授業とはなっていない。
従来休業日の土曜日に実施していた運動会学芸会授業参観などの行事を平日に開催したとして扱い、直近の月曜日を代休にしないという形で土曜授業を行っている学校もある。

だが土曜授業を復活させた自治体・学校でも、

などの理由で土曜授業を廃止する所がある。土曜授業廃止に伴う授業時間の確保は始業式の日から授業開始、終業式の日も午前中授業を行って午後に終業式、夏休み等長期休暇の短縮で対応している他、土曜日に行事を開催しても月曜日を代休としないという形で確保している所もある。

脚注[編集]