半ドン

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半ドン(はんドン)とは、仕事や学業が午前中のみで終了し、午後は休みとなることを指す俗語である。表現としてはほぼ死語である。

概要[編集]

会社や官公庁などの業務や医療機関の診療、学校の授業が午前中で終了し、午後は休みとなるもの。土曜午前出勤・登校の形態が週休二日制の普及、学校週5日制の開始で姿を消していったこともあって半ドンという言葉は次第に使われなくなっていった。

なお、医療機関では2020年代になっても土曜日の午前のみ診療するところが開業医を中心に見られ、私立学校でも従前のように土曜日に午前中授業を実施する学校がある。

語源[編集]

オランダ語の日曜日の意味の「ゾンターク(zontaq)」から。これが休日[注 1]の俗語の「どんたく」になり、さらに半分どんたくを略して半ドンとなった。

なお、明治期の午後砲が由来という説もある。

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  1. 伝来したのが、日本の7曜日普及前で、休日と誤認した。