国際固定暦
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国際固定暦(こくさいこていれき)とは、グレゴリオ暦の欠点である、「同じ日でも年や月によって日付が異なる」ことを解消するために1902年に考案された暦。
カレンダー[編集]
国際固定暦では、1年は12か月ではなく13か月ある。英語ではJuneとJulyの間にSolという月を挿入する。国際固定暦のカレンダーは毎月同じであり、以下のようになる。ただし、13月28日の翌日にはどの月・曜日にも含まれない大晦日が加えられる。また、閏年(設け方はグレゴリオ暦と同じ)では6月28日の翌日にもどの月・曜日にも含まれない閏日が加えられる。ただし、月ごとの統計などでは便宜的に直前の月に加えられると思われる。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
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22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
このカレンダーを見れば分かる通り、毎月同じカレンダーを使えるので、世界暦以上に簡単である。ただし、無曜日を設けることによって曜日のサイクルが途切れてしまい、曜日の計算が煩雑になるなどのデメリットもある。13は2や4で割り切れないので、半期・四半期を作成しようとすると月の途中で区切らなければならない(無曜日を考慮しなければ、第1四半期は1月1日から4月7日、第2四半期は4月8日から7月14日、第3四半期は7月15日から10月21日、第4四半期は10月22日から13月28日までとなる)。また、このカレンダーでは毎月、キリスト教において不吉とされる13日の金曜日が登場することになるため、月を月曜日始まりにすることで13日の金曜日を排除する案もある。しかし、毎月13日が金曜日になってしまえばそれが当たり前になるのでこのような迷信はなくなるとも思われる。