国鉄クモハユ74形電車
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国鉄クモハユ74形電車 (こくてつくもはゆ74かたでんしゃ)は、日本国有鉄道が国鉄モハ72形電車から改造した直流電車である。
概要[編集]
1969年7月11日に房総西線木更津駅と千倉駅の間の直流電化が完成し、この際に普通郵便合造車として登場したのが本形式である。種車の車体の両側に貫通型の運転台を設置した両運転台の制御電動車である。
車号 | 旧車号 | 改造日 | 施工工場 | 原番号 | 廃車日 |
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クモハユ74001 | モハ72141 | 1969年7月31日 | 郡山 | モハ63615 | 1980年7月23日 |
クモハユ74002 | モハ72308 | 1969年7月18日 | 郡山 | モハ63695 | 1980年7月23日 |
クモハユ74003 | モハ72159 | 1969年7月18日 | 郡山 | モハ63671 | 1980年8月22日 |
特徴[編集]
種車は4扉ロングシートであるが、扉はそのまま残し、車体の3分の1は郵便区分室で、棚の区間は窓が埋められた。その隣の3分の1は郵袋室、残りの3分の1は客室であった。実際は客室は新聞輸送の荷物室として使われた。