南河内町
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南河内町(みなみかわちまち)は、栃木県河内郡に属していた町である。平成18年(2006年)1月10日、隣接する下都賀郡国分寺町、同郡石橋町と新設合併して下野市となり、廃止した。
概要[編集]
上三川町の南に続いていた町で、昭和30年(1955年)4月に吉田村と薬師寺村の2村が合体して南河内村となる。昭和46年(1971年)4月に町制を施行したことにより、南河内町が誕生した。
この町は大部分が平地であり、東部を鬼怒川、中央部を田川が南に流れている。そして両方の川沿岸の稲作や畜産、野菜栽培中心の営農が行なわれており、南東部の鬼怒川沿いでは副業に結城紬も製織されている。
見どころとしては下野薬師寺跡、東根供養塔、太平洋戦争前までは郷社であった本吉田の吉田八幡宮、栃木県天然記念物の龍興寺のシラカシなどがある。
平成18年(2006年)1月10日、下都賀郡国分寺町、同郡石橋町と新設合併して下野市となったことにより、南河内町は廃止された。
人口の変遷[編集]
平成9年(1997年)度の矢板市の人口は1万9846名である。廃止直前の平成18年(2006年)1月1日時点の人口は2万857名である。
行政[編集]
- 南河内村長
代 | 氏名 | 就任 | 退任 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 岩瀬鉾太郎 | 1955年(昭和30年)5月20日 | 1959年(昭和34年)5月19日 | 元吉田村長 |
2 | 園部一郎 | 1959年(昭和34年)5月20日 | 1967年(昭和42年)5月19日 | 元薬師寺村長 |
3 | 野沢宗治 | 1967年(昭和42年)5月20日 | 1971年(昭和46年)3月31日 |
- 南河内町長
代 | 氏名 | 就任 | 退任 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 野沢宗治 | 1971年(昭和46年)4月1日 | 1991年(平成3年)5月19日 | |
2 | 坂本信亥 | 1991年(平成3年)5月20日 | 1999年(平成11年)5月19日 | |
3 | 宇賀持正紀 | 1999年(平成11年)5月20日 | 2006年(平成18年)1月9日 | 下野市の市長職務執行者に就任 |
地域[編集]
教育[編集]
- 自治医科大学
- 自治医科大学看護短期大学
- 南河内町立南河内中学校
- 南河内町立第二中学校
- 南河内町立祇園小学校
- 南河内町立緑小学校
- 南河内町立薬師寺小学校
- 南河内町立吉田西小学校
- 南河内町立吉田東小学校
現在、南河内町立は下野市立になっている。
交通[編集]
道路[編集]
- 高速道路
- 一般国道
- 県道(主要地方道)
バス[編集]
- 自治医大駅東口よりふれあい館行き町内循環バス(福祉巡回バス)ふれあい号が、ふれあい館の休館日を除く平日のみ運行されている。
- 一般路線バス - 関東自動車
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]
- 下野薬師寺
- エコライフまつり
- 白鳳ふれあい祭(旧南河内町民まつり)