全日本港湾労働組合
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全日本港湾労働組合(ぜんにほんこうわんろうどうくみあい、英語:All Japan Dockworkers' Union、略称:JDU)は、港湾労働者を組織する産業別単一労働組合。略称は全港湾(ぜんこうわん)。
概要[編集]
1946年7月27日に全日本港湾労働組合同盟として結成された。1949年5月に単一組合となり、全日本港湾労働組合に改称した。全日本産業別労働組合会議(産別会議)に加盟していたが、1950年に脱退、1952年に日本労働組合総評議会(総評)に加盟した。総評高野派、のち総評主流左派に属す。1989年の労働戦線統一の際には全国労働組合連絡協議会(全労協)への参加が期待されていたが、参加を見送り、純中立の立場をとっている。
全国港湾労働組合連合会(全国港湾)、全日本交通運輸産業労働組合協議会(交運労協)、労働者供給事業関連労働組合協議会(労供労組協)に加盟している。全国港湾と全日本港湾運輸労働組合同盟(港運同盟)は経営側の業界団体である日本港運協会(日港協)と産業別団体交渉を行っており、交渉が決裂した際にはストライキを打つこともある。全国港湾と旧同盟系の全日本海員組合(連合・交運労協・港運同盟に加盟)は1975年から共闘関係にある[1][2]。