全日本港湾労働組合関西地方本部建設支部西成分会

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全日本港湾労働組合関西地方本部建設支部西成分会(ぜんにほんこうわんろうどうくみあい かんさいちほうほんぶ けんせつしぶ にしなりぶんかい)は、釜ヶ崎(あいりん地区)の日雇労働者の労働組合。全日本港湾労働組合(略称:全港湾)の下部組織。全港湾関西地方建設支部西成分会全港湾建設支部西成分会全港湾西成分会とも。

概要[編集]

釜ヶ崎日雇労働組合(釜日労)、釜ヶ崎地域合同労働組合(釜合労)と並ぶ、釜ヶ崎の代表的な労働組合である。1969年5月に総評系の労働組合、全国初の日雇労働者の組合として結成された。それ以前にも全日本自由労働組合(全日自労)の支部が釜ヶ崎にあったが、これは失業対策事業に登録した労働者(失対労働者)の組合である[1]。行政に対する団体交渉を中心に活動を行い、要求活動によって1971年に福利厚生資金が創設された(いわゆるソーメン代・モチ代、2005年廃止)。1972年に全港湾西成分会の行政闘争重視・合法路線に飽き足らなくなった労働者や新左翼活動家らにより、暴力手配師追放釜ヶ崎共闘会議(釜共闘)が結成された。元は一緒の活動体であった全港湾西成分会と釜共闘の路線分立の背景には日雇労働者の捉え方の違いがあった。全港湾西成分会は「日雇労働者も労働者階級の一員である」と捉えたのに対し、釜共闘は「労働者一般に包摂されない固有の存在」「流動的下層労働者」と捉えた[2]

元組合員[編集]

所在地[編集]

脚注[編集]

  1. 平井正治『無縁声声――日本資本主義残酷史』藤原書店、1997年、156頁
  2. 澤井久実「原口剛著 : 『叫びの都市 : 寄せ場、釜ヶ崎、流動的下層労働者』 : (洛北出版 判類:46判 総頁数:410頁 発行年:2016年 定価:2400円+税)」『市大社会学』14, 96, 2017-03-30

外部リンク[編集]