佐藤安太
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佐藤 安太(さとう やすた、大正13年(1924年)3月20日 - 平成31年(2019年)2月26日)は、日本の実業家。勲等は勲四等。学位は博士(工学)(山形大学・2010年)。山形大学工学部客員教授、福島工業高等専門学校客員教授、財団法人日本玩具文化財団名誉理事長、特定非営利活動法人ライフマネジメントセンター理事長。おもちゃの王様との異名を持つ。有限会社佐藤ビニール工業所社長(初代)、株式会社宝ビニール工業所社長(初代)、株式会社タカラビニール工業所社長(初代)、株式会社タカラ社長(初・第3代)などを歴任した。子に佐藤博久(長男)、佐藤慶太(二男)。
来歴[編集]
福島県出身。昭和20年(1945年)に米沢工業専門学校(現在の山形大学工学部)を卒業する。1950年代にタカラ(現在のタカラトミー)の前身となる佐藤ビニール工業所を設立する。昭和41年(1966年)にタカラに社名を変更し、リカちゃん人形や人生ゲーム、チョロQなどで大ヒットを連発する。晩年になっても行動力は衰えず、平成22年(2010年)に86歳で母校・山形大学の工学博士号を取得し、山形大学客員教授にも就任した。
平成31年(2019年)2月26日、老衰のため死去した。94歳没。
著作[編集]
単著[編集]
- 佐藤安太著『凡才、1000億をめざす――当たり前を確実にやるタカラの経営』中経出版、1986年。ISBN 9784806102571
- 佐藤安太著『あなたは成功できる――セルフコーチング自己実現法――7育5心3V法』日経BP企画、2005年。ISBN 9784861300851