第2回エンペディア大賞」が2月いっぱい開催中です。2024年に作成された記事の中から、お気に入りの記事に投票しましょう!

京王バス府75系統

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

府75系統とは、東府中駅から新小金井街道を経由して武蔵小金井駅南口へと至る京王バス府中営業所・小金井支所の系統である。路線名は「東府中線」[1][注 1]

概要[編集]

1997年に運行開始。「府75」という府中駅発着系統のような番号を名乗っているが、府中駅に行くことはない。番号の「75」も武蔵小金井駅発着の系統の続きである。そのせいか、よく「武75」と間違えられている。そもそもバスの系統番号は1972年に「東京駅に近い方の国鉄駅の漢字1文字(国鉄駅を通らない場合は私鉄駅でも可)+数字2桁」と決められており、旧国鉄駅である武蔵小金井駅を通るのに「武」を名乗らないのはルール違反であるが、制定からだいぶ経っており誰も気にしなかったのだろう。「府」になった理由は、おそらく、東小金井駅発着に「東01」があり、エリアが近いので「東○○」は名乗れなかったのであろう。

担当営業所[編集]

2018年4月15日までは京王バス小金井(当時)小金井営業所が担当しており、翌4月16日からは京王バス中央→京王バス府中営業所が担当、2022年2月16日からは京王バス府中営業所小金井支所が参入し共同運行となっている。

運行頻度[編集]

20分に1本程度での運行。平日朝には貫井トンネル下始発の区間便も設定されている。

沿革[編集]

  • 1997年(平成9年)10月16日 - 新設[1]。当時は現在のような大型ではなく小型車で運行されていた[1]
  • 2009年(平成21年)3月19日 - 府32が廃止される。
  • 2011年(平成23年)4月1日 - 武蔵小金井駅北口発着から南口発着に変更される。
  • 2018年(平成30年)4月16日 - ダイヤ改正により、京王バス中央(当時)府中営業所に移管される。
  • 2022年(令和4年)
    • 2月16日 - ダイヤ改正および府中営業所小金井支所の開設により、共同運行となる。
    • 12月1日 - ダイヤ改正により、貫井トンネル下行きが復活する。なお、当初は11月16日より設定される予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う乗務員不足により平日ダイヤを暫定的に土曜ダイヤで運行していたため、延期となった。
  • 2024年(令和6年)
    • 3月16日 - ダイヤ改正により、貫井トンネル下行きが廃止される。貫井トンネル下始発は存続。
    • 8月1日 - ダイヤ改正により、浅間町三丁目行きが廃止される。

停留所一覧[編集]

停留所名 鉄道駅乗換 バス乗換 備考
東府中駅 KO23
京王線競馬場線
多磨町ルート・朝日町ルート
府中工業高校 多磨町ルート
人見街道入口
若松四丁目
浅間山公園
浅間郵便局
浅間町三丁目
貫井南町一丁目 武51武56・武84・武85武93
貫井坂下 武56・武84・武85・武93
貫井トンネル下
小金井警察署前 武56・武84・武85・武93・
貫井前原循環
小金井市役所前
小金井市第二庁舎
武蔵小金井駅南口 JC 15中央快速線 武02武03花12武12
武13武15武16武17
武20・武20-1武31武32
鷹33武41武42・武51・
武56・武66武71・武73
境81・武84・武85・武91・
武93・武94・武95・境96
北東部循環・中町循環・
貫井前原循環・野川・七軒家循環

運行区間[編集]

  • 武蔵小金井駅南口~貫井トンネル下~浅間町三丁目~東府中駅
  • 貫井トンネル下→浅間町三丁目→東府中駅

脚注[編集]

  1. a b c 産経新聞「『東府中線』きょう運行 京王バス」1997年10月16日

注釈[編集]

  1. 廃止された「府32」も東府中線。

関連項目[編集]