井垣 康弘(いがき やすひろ、1940年(昭和15年) - 2022年(令和4年)2月26日)は、日本の元裁判官、弁護士。
大阪府大阪市出身。既婚者で長男あり。
昭和42年(1967年)に任官し、平成9年(1997年)に神戸家裁に赴任し、同年に兵庫県神戸市で発生した神戸連続児童殺傷事件で、当時14歳だった加害者の男の少年審判を担当した。
退官後は弁護士に転任し、平成27年(2015年)に井垣が提供した少年審判の決定全文が共同通信社の編集委員が寄稿する形で月刊誌の文芸春秋に掲載され、神戸家裁が抗議するなど議論を呼んでいる。
令和4年(2022年)2月26日午後8時10分頃、大阪府大阪市北区の病院で死去した。82歳没。