二宮神社 (船橋市)
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二宮神社(にのみやじんじゃ)は、千葉県船橋市三山にある神社。式内社論社で、下総国二宮と伝える。旧社格は郷社。古くは「三山明神」「二宮明神」ともいわれる。
祭神[編集]
- 建速須佐之男命 (たけはやすさのおのみこと)[1]
- 櫛稲田比売命 (くしなだひめのみこと)
- 大国主命 (おおくにぬしみこと)
- 藤原時平命 (ふじわらのときひらのみこと)
- 大雀命 (おおさざきのみこと) - 明治時代に近隣の無格社・若宮八幡神社を合祀。
- 誉田別命 (ほんだわけのみこと) - 明治時代に摂社・阿波八幡神社を合祀。
概要[編集]
旧郷社で、創建の年代は明らかでは無いが、かなり古くから近郷23ヶ村の総鎮守として広い信仰を集めていた。
室町時代中期の享徳の乱の頃、後に千葉氏を謀反で事実上滅ぼした馬加城主・馬加康胤の夫人が、懐妊してから11か月も経つのに出産の兆しが無かったので心配して、二宮神社で安産を祈願したところ、無事に出産できたという言い伝えがあり、そのため当社は「安産の神様」として現在まで崇敬を集めることになる。
神体は古代面、石鉾、鉾で、例祭は10月16日に行なわれる。丑・未の年の11月、つまり7年ごとの大祭には大掛かりな儀式が行なわれ、参拝客で賑わうことになる。
祭事[編集]
- 下総三山の七年祭り - 数え年で7年に1度催行。
文化財[編集]
千葉県指定無形民俗文化財[編集]
- 下総三山の七年祭り - 平成16年3月30日指定。
船橋市指定文化財[編集]
- 社殿(有形文化財(建造物)) - 平成4年2月27日指定。
- 斎藤園女等奉納句額(有形文化財(歴史資料)) - 昭和55年10月23日指定。
- 二宮神社神楽(無形民俗文化財) - 平成7年6月26日指定。
- 二宮神社のイチョウ(天然記念物) - 平成24年3月30日指定。
脚注[編集]
- ↑ 祭神は神社由緒書に従って記載。
現地情報[編集]
所在地
交通アクセス
- 津田沼駅(JR東日本総武本線)北口から
- 薬園台駅(新京成線)から
- 徒歩(3分)で国道296号線の「薬園台駅入口」バス停から、船橋新京成バス(津08 二宮神社前行)で終点「二宮神社前」バス停下車 (乗車時間10分)
- 京成大久保駅(京成電鉄京成線)から
- 徒歩(7分)で「東邦大学前」バス停から、京成バス(津02 二宮神社行)で終点「二宮神社」バス停下車 (乗車時間6分)
- 京成大久保駅付近の京成バスは下り・上りで経路が異なる。下りの最寄りは「東邦大学前」バス停、上りの最寄りは「大久保十字路」バス停。
周辺
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 二宮神社(公式サイト)