中島藩(なかじまはん)とは、江戸時代前期に一時的に摂津国に存在した外様大名の藩である。現在の大阪府大阪市西淀川区に存在した。藩主家は稲葉氏。
元和2年(1616年)、伊勢国田丸藩に4万5000石余を知行していた稲葉紀通が、摂津国中島に所領を移されたことから立藩した。寛永元年(1624年)9月に紀通は丹波国天田郡の福知山藩に移封されたので、中島藩はわずか8年ほどで廃藩となった。
4万5700石。外様。