丁謐

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

丁 謐(てい ひつ、? - 249年)は、中国三国時代政治家彦靖(げんせい)[1]

生涯[編集]

父は丁斐[1]。丁謐はに居住していたが、その際に魏の諸王に対して無礼な態度を取ったため明帝の怒りを受けて逮捕された[1]。しかし父の多大な功績を考慮されて釈放され、度支郎中に任命された[1]

曹爽が政権を握るとその腹心となり、散騎侍郎に任命され、後に尚書に昇進した[1]司馬懿太尉から太傅にするよう曹爽に進言したのは丁謐とされ[2]、栄進すると横暴な振る舞いが多くなったので司馬懿からも深く憎まれた[1]。そのため、249年の高平陵の変に際して処刑された[1]

三国志演義』でもほぼ同様である。

脚注[編集]

  1. a b c d e f g 小出『三国志武将事典』P245
  2. 小出『三国志武将事典』P193

参考文献[編集]