リンダ3世

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リンダ3世
別名リンダIII世
出身地ブラジル国旗.png ブラジル
日本国旗.png日本
ジャンルB-POP
活動期間2013年 - 2016年
事務所B-Pop
共同作業者丸山茂雄[1]
メンバーMutsumi(ムツミ)
Sakura(サクラ)
Shiori(シオリ)
Sayuri(サユリ)
Yukaren(ユカレン)
旧メンバーNaomi(ナオミ)

リンダ3世(りんださんせい、: Linda Sansei )は、2013年群馬県の日系ブラジル人コミュニティ出身の[2]美少女により結成されたガールズ・ユニット。

グループ名の由来は、ポルトガル語で「美しい、美人」を意味する「リンダ(Linda)」と、「日系人」をイメージさせる「三世(3世)」という言葉を組み合わせたもの。サンバ、バイリ・ファンキなど、ブラジル音楽を取り入れたサウンドを売りにしていた。「J-POPでもK-POPでもない、独自のサウンド『B-POP』」をコンセプトに掲げる[3]。群馬県内のイベントのほか、ヤマダ電機などでライブ活動を行う[4]

沿革[編集]

B-Pop代表の小柴千恵子[5]は、日系ブラジル人の女の子の美しさに着目し、アイドル・ユニットを結成しようとオーディションを開催、メンバーを選ぶ[6]

2013年4月24日、「未来世紀eZ zoo」でデビュー[7]5月5日、「大泉ブラジリアンデイ・フェスティバル」に出演。彼女らを目当てに県外から訪れたヲタもいる[8]5月6日、『Musicる TV』(テレビ朝日)で紹介される。

2013年7月、「東京アイドルフェスティバル2013」に出演し、初日メインステージのトップバッターとしてボサノバの名曲「マシュ・ケ・ナダ」などを披露した。8月、「SUMMER SONIC2013」に出演。「東京ガールズコレクション '13 A/W」でオープニングアクトを務める。

2013年12月頃、「リンダⅢ世」から「リンダ3世」に“プチ改名”。

2014年1月6日、Fever(世田谷区羽根木)で開催されたライブに鈴木慶一と対バン形式で出演[9]

2014年6月、ブラジルで開催中のFIFAワールドカップにちなみ、アース・ウィンド・アンド・ファイアーの「BRAZILIAN RHYME」をカバー。MVではカナリアイエローとサムライブルーを取り入れた衣装を披露した[2]

2014年8月、「東京アイドルフェスティバル2014」に出演。

2014年12月14日、ナオミが「一身上の都合」でグループを脱退[10]。dues新宿(新宿区新宿)にて開催された「ナオミ・ラスト・ライブ」をもってリンダ3世を卒業。2015年5月、研究生のユカレンが正式にメンバーとして加入[11]

2016年4月9日、グループ解散。オフィシャルサイトでは「学業を優先させていただくための苦渋の決断」と理由を述べる[3]。また、解散ライブを行う予定はない[12]

その後[編集]

2016年7月31日、大さん橋ホール(横浜市中区海岸通)で行われた柔術大祭典・「COPA BULLTERRIER 2016」にて、ムツミが本名のMARY MEDEIROS名義でメダルガールを務めた[13]

メンバー[編集]

初期メンバー5人のうち、サクラを除く4人は幼少期に来日[6]

名前 誕生日 デビュー当時の年齢・学年 出身地 デビュー当時の居住地 備考
ムツミ 2001年2月23日 12歳中1 リオデジャネイロ州 太田市 自称リーダー。食いしん坊。本名 Mary Medeiros
サクラ 2000年12月8日 12歳中1 群馬県邑楽郡大泉町 大泉町 色白でおっとりした性格
シオリ 1998年11月13日 14歳中3 パラー州 太田市 サユリの双子の妹。歌とダンスが大好き
サユリ 1998年11月13日 14歳中3 パラー州 太田市 ダンスとアイスが大好き。スレンダー
ユカレン 2000年10月6日 14歳中3(加入時) 群馬県太田市 2015年5月加入
ナオミ 2000年6月5日 12歳中1 サンパウロ州 伊勢崎市 メンバーの中で最もおしゃれ。最も背が低い。2014年12月卒業

(出典:[8]

ディスコグラフィ[編集]

シングル[編集]

  • 未来世紀eZ zoo(2013年4月24日、DVDシングル) - 作詞:只野菜摘、作曲:TOMISIRO。
  • 愛犬アンソニー(2013年7月24日、DVDシングル) - 作詞:只野菜摘、作曲:TOMISIRO。
  • 日灼けマシーン(2014年1月29日、CDシングル&DVD) - 作詞:只野菜摘、作曲:TOMISIRO。
  • ルビー物語(2015年5月20日) - 作詞:只野菜摘、作曲:tomisiro[11]

アルバム[編集]

  • VIVA!リンダ3世(2014年4月2日、ミニアルバム)

脚注[編集]

  1. 平沢裕子 (2014年1月17日). “【話の肖像画】ソニー・ミュージック元社長 丸山茂雄(72)”. 産経ニュース. 2016年3月7日確認。
  2. a b 日系ブラジル人アイドルユニット・リンダ3世が『BRAZILIAN RHYME』のカバーでW杯を盛り上げる”. oricon.co.jp (2014年6月24日). 2021年2月23日確認。
  3. a b リンダ3世、メンバー学業優先のため解散”. 音楽ナタリー (2016年4月9日). 2021年2月23日確認。
  4. 遠藤修哉 (2013年4月7日). “群馬発のブラジル人アイドル「リンダIII世」を直撃”. 日刊SPA!. 2013年7月2日確認。
  5. 太田市出身。レコード会社に勤務の後、大手プロダクションでアーティスト・役者のマネージメントの業務に従事。後に独立。芸能プロダクションの経営やフリー・マネージャーとしてのキャリアを重ねる
  6. a b 油納将志 (2013年7月27日). “ポストももクロの座を狙う日系ブラジル人アイドルユニットが今、話題”. fashion-headline.com. 株式会社ファッションヘッドライン. 2021年2月23日確認。
  7. 日系ブラジル人5人 中学生アイドル誕生”. YOMIURI ONLINE (2013年4月19日). 2013年4月22日確認。
  8. a b 宮内健 (2013年5月22日). “リンダⅢ世を巡る小さな旅――話題のブラジリアン・ガールズ・グループと、そのキーパーソンを直撃!”. CDJournal. 2021年2月23日確認。
  9. 遠藤修哉 (2014年1月6日). “リンダ3世、鈴木慶一の対バンでW杯イヤー開幕”. 日刊SPA!. 2014年2月3日確認。
  10. リンダ3世ナオミ、グループ卒業を発表”. 音楽ナタリー (2014年11月30日). 2021年2月23日確認。
  11. a b 新体制のリンダ3世、「ルビー物語」明日配信”. 音楽ナタリー (2015年5月19日). 2021年2月23日確認。
  12. 日系ブラジル人アイドルグループのリンダ3世が解散”. nikkansports.com (2016年4月10日). 2016年4月11日確認。
  13. (no title)”. BRAZIL BLOG. 株式会社ムンディネロ (2016年7月31日). 2021年2月23日確認。

関連項目[編集]