ラブカ
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ラブカ(羅鱶,Chlamydoselachus anguineus)とは、カグラザメ目ラブカ科ラブカ属に属する深海鮫の一種である。
概要[編集]
全長は約2m。体が円柱状になっている。体色は暗褐色。
背鰭は一つのみ。
普通のサメの鰓孔は、5対であるが、ラブカの鰓孔は6対である。
生態[編集]
日本からニュージランド、カリフォルニア南部、アメリカからチリ、ノルウェー北部からナミビア北部に生息する。
一番最初の記録は相模湾で、かつては日本固有のサメとされていたが、その後の調査で世界中に生態することが分かった。
妊娠期間は他のサメより長く2年ほど。39~60cmの仔魚を6~12尾を産む。
名前[編集]
ラブカという名前の語源は、ラブカの肌触りが毛織物のラシャに似ている事から。
地方名として「カイマンリュウ」「マムシ」「トカゲ」などがある。
英名は「
分類[編集]
現存するラブカの仲間は、1種のみとされていたが、2009年にミナミアフリカラブカ(仮名)が新種記載された。