サメ

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サメ
White shark with PSAT.jpg
ホホジロザメ Carcharodon carcharias
分類
動物界
脊椎動物門
軟骨魚綱
亜綱板鰓亜綱
下綱板鰓下綱
名称
学名Selachimorpha
Nelson, 1984
和名サメ
英名shark
保全状況
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サメ(shark)は、軟骨魚綱・真板鰓亜綱の中で鰓孔が横にある物の総称である。エイとは近縁で、いわゆる鮫革はエイの革である。

概要[編集]

世界中の熱帯から寒帯に分布する。浅海から深海、川などの色々な所に生息する。
一般的にサメは人を襲うというイメージがあるが、サメが意図的に人を襲う事はなく、ウミガメやオットセイを見間違えて、襲う。
また人を襲う可能性があるサメは、二十~三十種のみである。

ダイビング・ギアの「レギュレーター」の発明者であるジャック・イブ・クストーは『青い海と白い鮫』という映画においてホホジロザメの生態を世界に紹介したが、コマセを撒いて集まった群れの中に夫人がダイブした際に、「馬鹿っ! 鮫が逃げるじゃないかっ!」と怒鳴りつけたというエピソードが伝わっている。

人間生活との関わり・利用[編集]

食用とされる。フカヒレは練り物のほか、料理にも使われる。

名前[編集]

眼が細いから「狭目 (サメ)」である。
漢字では、「」もしくは「」と書き、前者は「くねくねと泳ぐ」の義で、後者は「交尾をして、腹の中で子を育てる」という生態から来ている。
関西より西では「フカ」、山陰地方では「ワニ」や「ワニザメ」と呼ばれる。

分類[編集]

以前は、サメ目という分類群があったが、現在は9つの目に分割された。

コバンザメチョウザメサカタザメ科、ヤブサメは、名前にサメとついているが、サメの仲間ではない。

  • メジロザメ目 Carcharhiniformes
  • ネコザメ目 Heterodontiformes
  • カグラザメ目 Hexanchiformes
  • ネズミザメ目 Lamniformes
  • テンジクザメ目 Orectolobiformes
  • ノコギリザメ目 Pristiophoriformes
  • ツノザメ目 Squaliformes
  • カスザメ目 Squatiniformes
  • キクザメ目 Echinorhiniformes

脚注[編集]

関連作品[編集]

  • 『チコと鮫』
  • 『ジョーズ』

関連項目[編集]