ミナミアフリカラブカ

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

ミナミアフリカラブカとは、ラブカの一種である。

形状[編集]

カッコ内はラブカの値である。

椎骨数は147個 (160~171)で、腸の螺旋弁数は26~28 (35~49)。

生態[編集]

アンゴラ南部からナミビア南アフリカ共和国に分布する。

分類と名称[編集]

かつては、ラブカと同種であると考えられていた。

1967年、スミスは日本とナミビアのラブカを見比べた結果、形状的な差があると指摘をする。

2009年、Ebert D. A.とL. J. V. Compagnoがこのラブカを新種であったとする論文を学術誌「Zootaxa」上で発表した。種小名は探査船「アフリカーナ号」に由来する。

「ミナミアフリカラブカ」との和名は沼口麻子が「ほぼ命がけサメ図鑑」で名付けた仮名である[1]

出典[編集]

  1. 沼口麻子 『ほぼ命がけサメ図鑑』、2018年、169頁。ISBN 978-4-06-220518-4