ヒメウミガメ

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

ヒメウミガメ(漢字:姫海亀 学名:Lepidochelys olivacea)とは、ウミガメの一種である。「オリーブヒメウミガメ」とも。

概要[編集]

太平洋、インド洋、南大西洋に分布する。日本では年に数回しか見つからない。

魚や甲殻類、軟体動物を食べる。

体色は、灰色。肋甲板は6~9対、椎甲板が5枚以上である。

ウミガメの中では、小型の部類であり70cmを超える個体は少ない。

集団産卵をする。コスタリカの海岸では1年に1度、数十万頭ものヒメウミガメが産卵するために集まる。

同じヒメウミガメ属に属するケンプヒメウミガメに似ているが、ケンプヒメは頭部前方の幅が本種より狭い。

分類[編集]

1940年代、Thalassochelys tarapaconaThalassochelys controversaの2種は、ヒメウミガメの亜種であるとされていた。

Deraniyagalaが両種をヒメウミガメのシノニムであることと指摘した。現在はこの説が定説であるとされている。

前者がアカウミガメ、後者がCarettacaretta gigas のシノニムする説やT. controversa をヒメウミガメ、T. tarapaconaをアカウミガメとする説もあったが、否定されている。

日本では、アカウミガメの学名としてCaretta carettaCaretta olivaceaの2つが混同され使われていた。

1963年に2つの種が混同されていたと指摘され、1967年に、日本で確認されたC. carettaC. olivaceaを調べた結果、ほとんどがC.carettaと同定され、ごく少数だがL. olivaceaも発見された。

1967年に、アカウミガメの学名は C. caretta と判明し、Lepidochelys olivaceaには「ヒメウミガメ」という和名が命名された。