アリバダとは、ヒメウミガメ属のカメが集団で産卵することである。
雨季に、数千~百万頭のウミガメが産卵に来て、集団産卵する。
アリハダをするのはヒメウミガメ属のオリーブヒメウミガメとケンプヒメウミガメの2種ののみで、他種は単独で産卵する。
オリーブは、インドでは1~3月、スリナムは5~8月、コスタリカとメキシコで行なわれ、ケンプは4~6月にメキシコのランチョ・ヌエボで産卵する。
この「アリハダ」という名前は、スペイン語で到着の意である"arribar" (/a.r̃i.ƀár/)が語源である。