ヒメウミガメ属

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
記事をシェア:
X(旧Twitter)にシェアする
Threadsにシェアする
Facebookにシェアする
はてなブックマークにシェアする
LINEにシェアする
ナビゲーションに移動 検索に移動
ヒメウミガメ属
分類
: 爬虫綱
: カメ目
亜目 : 潜頸亜目
上科 : ウミガメ上科
: ウミガメ科
亜科 : アカウミガメ亜科
: ヒメウミガメ属
学名
Lepidochelys
Fitzinger, 1843
和名
ヒメウミガメ属 (姫海亀属)
英名
Ridley sea turtle

ヒメウミガメ属とは、カメ目ウミガメ科に分類される属である。

概要[編集]

甲長は51~71cmで、体重は36~50kg。カニ魚類頭足類を捕食する。

本属に分類される種は、集団で産卵する。この集団産卵は「アリバダ」と呼ばれる。

ウミガメの中で集団で産卵するのはヒメウミガメ属に属する2種だけである。

種類[編集]

2種が分類される。

ヒメウミガメ Lepidochelys olivacea (Eschscholtz, 1829)
太平洋インド洋大西洋南部に生息する。
オリーブヒメウミガメ」や「タイヘイヨウヒメウミガメ」とも呼ばれる。
頭部前方の幅がケンプヒメウミガメより狭い。肋甲板は6~9対、椎甲板が5枚以上。
ケンプヒメウミガメ Lepidochelys kempii (Garman, 1880)
メキシコ湾アメリカ東岸などの北大西洋西部に生息。
メキシコランチョ・ヌエボの砂浜のみで産卵する。
甲羅は平べったくて広い。肋骨板は5枚である。