ハリー・リード

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ハリー・メイソン・リードHarry Mason Reid, 1939年12月2日 - 2021年12月28日)は、アメリカ合衆国政治家。所属政党は民主党で、宗教的にはモルモン教の信徒である。2006年の中間選挙で民主党が勝利して以来、強力なリーダーシップを発揮した。ネバダ州副知事などを務めた後に連邦下院議員に就任し、2期4年に渡って務めた後に上院に転じた。上院議員としては1986年に初当選を果たしたのを皮切りに再選を重ね、2016年に引退するまで5期30年に渡って務めた。また、1999年から2005年まで上院民主党のナンバー2である院内幹事を務めたのち、2005年開会の第110回議会からは前年の選挙で落選したトム・ダシュルの後を受けて上院民主党のトップである院内総務に就任し、2016年11月まで務めた。

経歴[編集]

ネバダ州で生まれ、弁護士副知事などを経て、1983年から1987年まで連邦下院議員を務める。1987年には連邦上院議員に鞍替えし、2017年に退任するまで5期務めた。老練な議会運営と共和党に対する強硬姿勢で知られ、民主党が多数派を握った2007年から2015年の間に同党トップの内総務を務め、2009年からのバラク・オバマ政権下で公的補助を通じて保険加入を義務付けるオバマケアの立法化に尽力した。

2018年膵臓癌の診断を受ける。2021年12月28日、アメリカ西部のネバダ州の自宅で死去。82歳没。

外部リンク[編集]