ネバダ州
ナビゲーションに移動
検索に移動
ネバダ州は、アメリカ合衆国の州である。
概要[編集]
アメリカ西部の州。州都は、西端近くのカーソンシティに置かれているが、最大都市は南端のラスベガスで、人口もほとんどがラスベガス近郊に集中している。
地理[編集]
アメリカ合衆国の西部。カリフォルニア州との州境にある、標高4005mのバウンダリー山が最高峰。
気候[編集]
地中海性気候(Cs)、ステップ気候(BS)など。州都カーソンシティの気温は、夏・冬とも青森に近い。
下位行政区分[編集]
次の9県1市に分かれる。
- ダグラス県
- カーソンシティ - 州都
- ワショー県 - 第二の都市リノがある。
- ライアン県
- エルコ県
- ハンボルト県
- チャーチル県
- ナイ県
- クラーク県 - 県内にラスベガスがあり、州の人口の大半が集中している。
- ホワイトパイン県
歴史[編集]
スペインがメキシコのアステカ帝国を征服した後、ヌエバ・エスパーニャ副王領が設置され、ネバダ州もそこに含まれていた。ネバダの州名も、スペイン語で雪の山脈を意味するシエラネバダ山脈に由来する。しかし、実効支配が及んだのは18世紀後半以降である。1821年のメキシコ独立後、メキシコ領となった。
1848年、米墨戦争によりメキシコ北部がアメリカ領となり、ネバダ州もアメリカ領となった(ただしラスベガス周辺はニューメキシコ準州、後にアリゾナ準州)。1850年にユタ準州が設置された。1861年に、ユタ準州からネバダ準州が分離されたのが、ネバダの始まりである。1864年にネバダ州に昇格した。1867年に、アリゾナ準州のうちラスベガス周辺がネバダ州に併合された。
元々、カリフォルニア州との州境付近が栄えていたが、第二次世界大戦後ラスベガスでカジノ産業が繁栄し、現在は人口の大半が州の南端に集中している。
交通[編集]
空港[編集]
- ラスベガス・ハリー・リード国際空港 - 最大都市ラスベガスを代表する国際空港。
- ラスベガス・ボールダー・シティ空港 - ラスベガスにある。グランドキャニオン行の飛行機が発着する。
- リノ空港 - 第二の都市リノにあり、州都カーソンシティの最寄空港でもある。
- エルコ空港 - 州の東部。ソルトレークシティ行の飛行機が発着する。
鉄道[編集]
鉄道は多数あるが、普通鉄道で旅客営業している列車は、以下にあげる一日1往復のみである。
他に、ラスベガス市内にモノレールが運行している。
関連項目[編集]
脚注[編集]